豊島ミホのエッセイ。★★★☆☆
どんな話か、全く知らずに、新刊だったので購入して、読み始めました。
おもしろい
豊島ミホの高校生時代が書かれたエッセイ集。
「本当の私」なんて探してもいません。みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春なんですー。
「底辺」な生活から脱出するため家出した高校二年の春。盛り下がりまくりの地味な学祭。
「下宿内恋愛禁止」の厳粛なる掟。保健室の常連たち。出席時数が足りなくて、皆から遅れた一人きりの卒業式。
最注目の作家によるホロ苦青春エッセイ。
~と本の裏表紙の紹介文にあります。
帯には、「青春の/ドツボな/三年間のこと。」とあります。
へえ~、豊島ミホって、こんな高校生だったんだぁ。
だから、あんな話を書くんだぁ。
『檸檬のころ』2回も借りたのに、未読のまま返してしまったよぉ。
また借りなくちゃ。
おまけの話:イラストも作者本人です。
マンガ好きで、絵も得意だったとか。