ぼくらはみんな、ここにいる
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 5
大石 英司著中央公論新社 (2005.12)通常24時間以内に発送します。
表紙に惹かれた、初めての大石英司の作品。★★★☆☆
光が丘中学吹奏楽部30名と顧問の女性教師神主(こうず)は、夏休みの合宿のために、長崎の島原地方にある無人島・神主島を訪れた。
島には保養所があり、鴻上夫妻が管理しているが、光が丘中学吹奏楽部のOBが、合宿中は「学生ボランティア」として参加している。
他にも「社会人ボランティア」として、自衛隊出身の警備会社社員の男性が2名参加している。
ある日、島に異変が起こる。朝が来なかったのだ。携帯はつながらず、ラジオもテレビも入らない。丸一日暗闇の中で暮らし、次の日、やっと東の空に太陽が昇った。生徒たちが喜んだのも束の間、彼らは、管理人の鴻上から、信じられない話を聞かされる。
「我々全員は、島ごと、約400年前にタイムスリップしたのだ」と。
更に、「この島には、タイムスリップに備えて準備してきた様々な物資がある」と。
400年前の島原の孤島で、現代の子どもたちは、どうやって生きていくのか。
いつ、同じ時代の人たちと巡りあうのか。
~とわくわくしながら読みました。
でも、これからってところで、話がおわってしまい、かなり不完全燃焼でした
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ここまでセッティングしたのだから、もう少しエピソードを増やしてほしかった!!
エピローグの12ページで話をむりにまとめたような感じがしました。
残念です
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そんなわけで、なかなか感想が書けずに、読後20日もたって、ようやく感想を書いてる私。
図書館の返却期限を大幅に過ぎてます。ごめんなさい
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いまから、返しにいってきます
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