アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論 反重力

2023-12-17 11:33:43 | 理論物理学 素粒子

 👆写真は、外部空間の弦(白色)と、内部空間の弦(黄色)を示すイメージになる。(周りの模様はブレーンのイメージを表している)

 内部空間には、外部空間には存在しない超対称性が存在しており、重力にも超対称性があると考えられる。

 通常、アインシュタインの一般相対性理論による反重力を宇宙空間に導入すると、宇宙観測と辻褄が合わないことが分かっており、架空の作用であるとされている。

 しかし、外部空間と内部空間を明確に分けるのであれば、反重力を矛盾なく導入することが可能になる。(内部空間に反重力を生み出す種があると考える)

 反重力を表に出して作用させてしまうと負のエネルギーが表われて宇宙は引力による重力的な纏まりを失って発散してしまう事になる。

 また、負のエネルギーは、ディラックの海によって安定する事ができると考えられているが、ディラックの海に相当するものが不明であった。 

 π中間子に負のエネルギーが内包されている事を思い出せば、ディラックの海が意味する事が分かる。通常であれば存在できない負のエネルギーもヒッグスエリア内であれば可能なのだ。

 即ち、白の弦は正のエネルギーで振動するのに対して、黄色の弦は負のエネルギーで振動していると考えればπ中間子の質量が説明できる。

 又、この負のエネルギーは、反重力を齎すことが分かっているので、今まで理解されなかったブラックホールがホワイトホールの性質を持つことが説明できる事になる。

 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アインシュタインの一般相対性理論では重力は時空の幾何学的な歪みとして解釈される。歪みのない平坦な時空は重力が存在しない時空であり、そこを基準とすると重力は時空の収縮を示す。しかし、数学的には時空が膨張するような解を想定することも可能であり、物理学的にはそれを反重力(負の圧力)とみなすことが出来る。十分遠方から反重力場を観測すると重力場の時とは逆に、平坦な宇宙よりも空間が膨張し時間が加速しているように見える。

反物質との関連、反重力というものが存在しないことの証明
通常の物質と電気的な性質が逆になる反物質について、以前は反重力が働くのではないかとの推論も一部にあった。しかし、2023年9月、通常の物質と同様に、反物質も重力によって落下することが国際研究グループによって確認され、この研究により反重力というものは物理的に存在しないことが証明されたとしている[1]。

ディラックは、電子が満たす相対論的な量子力学の基礎方程式として、ディラック方程式を導いた[3]が、この方程式は負のエネルギーの解を持つ。この負のエネルギーに下限はなく、電子はよりエネルギーが低い状態に落ち込んでいくため、安定な状態をとりえない。すなわち、エネルギーの基底状態となる安定な真空状態が存在しないことになる。こうした問題を解決すべく、ディラックは真空状態はすべての負のエネルギー状態が電子によって、埋め尽くされた状態とするディラックの海の概念を提唱した。パウリの排他律によれば、既に占有されている負のエネルギー状態に電子が入ることはできず、すべての負のエネルギー状態が埋まっているディラックの海では、より低いエネルギー状態に落ち込むことはない。
コメント
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