アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論 upsilon(4s)

2023-12-28 21:42:14 | 理論物理学 素粒子

  👆は、Υ(4S)のヒッグスエリア集合形態。

 Υ(4S)Υ(10580) の96%以上は、B meson 、反B meson に崩壊する。又、Υ(3S)への崩壊は無く、ごく稀に、Υ(2S)、Υ(1S)に崩壊する事がある。

 通常であれば、Υ(4S)が崩壊すれば、Υ(3S)になるのが自然であるが、B meson 、反B meson に崩壊するのは何故であろうか?

 upsilon粒子の崩壊モードは極めて多彩であり、Υ(1S)Υ(2S)Υ(3S)は、同じような崩壊モードの傾向が確認できるが、Υ(4S)だけが、B meson 、反B meson に崩壊するモードが際立っている。

 大きなヒッグスエリア集合が励起状態になっている場合には、崩壊によって、一挙に、基底状態になる事が考えられる。これは、クォークモデルでは説明が難しい崩壊特性であると言える。レッジェ軌道がクォーク複合粒子の励起状態であれば、Υ(4S)が崩壊してΥ(3S)になるモードが、かなりの割合で存在している必要がある。

 ヒッグスエリア集合形態は、➀-1⃣ がスピンの役目をしており、➀-1⃣ の倍数で励起状態が決定する。➀-1⃣ は、up、up、down、で表されるクォークに他ならないので、ヒッグスエリア集合形態には多くのクォークがパ―トンとして存在している事になる。

 このようなヒッグスエリア集合の励起状態が崩壊する場合には、クォークパ―トンが anything 表記されるような崩壊モードを作り,そのエネルギーに対応した崩壊モードが多岐にわたり存在する事になる。

 Υ(4S)の崩壊モードに偏りがある為には、ある種の強く安定した基底状態が必用になる。そして、Υ(4S)の励起状態がヒッグスエリアの持ちうる最大のエネルギーに近づいている事を示唆している。
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超弦理論 ヒッグスエリア集合形態 upsilon(3s)

2023-12-28 13:11:26 | 理論物理学 素粒子

 👆は、ヒッグスエリア集合形態の(3s)励起状態に、二つのミューオンが封じ込まれている状態を表している質量解析になる。

 標準モデルでは、ウプシロン中間子は、bottom quark と 反bottom quark, の複合粒子であると考える。レジェ軌道では、スピンと質量の二乗は比例関係になる必要があるが、upsilon粒子に関しては、単純なレジェ軌道では説明が難しい。

 👆ヒッグスエリア集合形態の(3s)励起状態の質量解析からは、bottom quark と 反bottom quark, が、二つのミューオンに置き換わっている。

 👆赤線は、upsilon(3s)の結合エネルギーになっており、大きなヒッグスエリア集合形態は、-0.55MeV程の結合エネルギーを持っている。

 ヒッグスエリア集合形態の励起状態は、粒子の励起状態とは区別する必要があるので、クォークのスピンとupsilon質量の関係はレジェ軌道には因らない。

 これは、励起状態が ①-1⃣ の倍数で表されているからで、例えば 1⃣+(①-1⃣) のヒッグスエリアが①になるようにして励起状態を求めることになる。

 即ち、①+(①-1⃣) =➀₉₀ 
    ➀₉₀+(①-1⃣) =①₁₀₀
    ①₁₀₀+(①-1⃣) =①₁₁₀
    ①₁₁₀+(①-1⃣) =①₁₂₀
       ・
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       ・

 👆扉式は、上記の励起記号によって表記されている。
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