運動会

今日は悪天候で延び延びのなっていた運動会だった。

晴天の下、元気いっぱいに楽しんでいたようだった。自分の頃と比べれば、あっさりとしたような感じがしたが、そんなものかと。昔は先生たちがあちらこちら走り回っていたのかなと。昔と比べれば変わっているのは当たり前だが、今年は被災地の児童を考えれば複雑な思いもあった。

津波で学校が駄目になった地域もあるし、東電で外の行動が自粛されている児童もいる。確かに放射能の累積的な影響は、現時点ではわからないことが多いと思うが、雨も降らずに校外活動中止ということは、子供達は理解出来ないと思う。チェルノブイリとは違うとはいうものの、少なくとも影響はでるはず、それは加齢によるものか、先天性なものが判定できる目安はないのではないのか？電気屋とマスコミの癒着とかいろいろ言われているが、安全であるならば、東電は自分のユーザエリア外に設置した時点で？と思う。
政府は表土撤去、ヒマワリ、アマランサス等を植えて、放射性物質の除去が考えているが、対策が遅れるほど深刻化するので、早い対策の実施を求めたい。日いずる国が継続するためには。やはり、原子力というもは学者たちが、生活のためと偽り、興味本位でパンドラの箱をあけてしまった結果なのか。

先週してきたこと

遠野市をベースにして釜石市、大船渡市で仕事をしてきた。
遠野は相変らず、時間がゆっくり経っているような気がした。古来から延々と流れているのかなと。
釜石までは片道４０分くらい、大船渡は１時間くらいであった。夕暮れ時の帰り道はいつもこんな風景を目にしながら、事務所に帰ってきた。
やはり、頑張らなければならない人に「頑張ろう」はおかしいような気がした。「どうにかなるさ」と声をかえ、「どうにかするぞ」ではと一週間思いながら仕事をしてきた。そして、海の方を見れば青く澄み渡り、２ヶ月前の凶暴な姿とは思えない穏やかな表情で陽の光を反射している。そして、一部始終を観音様は何も言わず海を見続けている。全ての人の悲しみ、苦しみを受け止め、喜び、嬉しさはどんな人にも届くように祈り続けていた。

被災地の状況を目の当たりにして、何かをしてあげたい、役に立ちたい気持ちは誰にでもあるはずだが、人間できることは限られている。だから、出来ることを精一杯やろう。それが、どこかできっと役に立つはずだから。

頑張ろう！でいいのか？

今日は陸前高田経由で大船渡に。想像を絶する光景をまのあたりにして運転を続ける。自然の前では赤子以前のなのかな、と思う。瓦礫の撤去は続いている。しかし、あの量は全てを失ったということに対して、追い打ちをかけるような勢いを与える。頑張ろう！でいいのか、どうにかなるさ！でいいのか、良くわからない。でも、自分らは生きて行かなければならないのだな。そして、今の環境に感謝しなくては。

ボクは生きています

去年の今頃はダウンしていた。この世から消えたいとも思ったこともあった。でも、自分が生きている意味はわからないが、意義は異義ではないと思えるようになった、今日この頃である。
今日の先輩か呟いた名言：人に好かれようと思うんじゃなく、嫌われないような仕事をしなくてはいけない。
嫌われ者のオヤヂの話を最後まで聞いていた。俺は到底出来ないな。大人の会話っていうやつがとても出来そうにない夜だった。
まぁ、明朝以降も何とか過ごす。

今日の仕事から

釜石に業務支援三日目。被災地を通過した。あのような風景は媒体に記憶させて他人に見せるより、心のフィルムに残しておくしかないのかと。
防波堤がゴロンと転がっているとか、車が屋根に上がっているとか、千年に一度といわれようと。だから、ボクらは少しでも以前の姿に戻れるように協力するしかないと思う。顔晴しかないよね。ともに！