日照り続きの天気のせいか湿原も乾き気味。それでもここまで標高が高いと爽やかな空気を全身で感じられる。
所々に見られる池塘に高原の景色が映し出される。
この景色にしばし疲れも忘れてしまうくらい見惚れてしまう。
ワタスゲが丁度見頃を迎えていた。
苗場山山頂。広がる台地のせいで山頂があることに違和感を覚える。
ワタスゲ沿いの木道。
この道がずっと続くのなら何処までも歩いて行きたい。
池塘の周りはキンコウカの花畑。
こういう光景を幾つも探していきたい。そして見つけた分だけ心の財産が増えていく。
道標は「小赤沢」方面としか示していないため不安にかられたが、やがて「赤倉山」と書いてある道標に至り一安心。
背の低い針葉樹の間を抜けて行く。
登山道は山頂台地の縁に沿って下って行くようだ。
左側を眺めると、昌次新道の尾根が見える。つい先程までの自分がここを登っていた。
そして振り返れば苗場山の山頂台地が彼方になっている。
踏み跡の薄い、草に覆われた道を下って行く。
鬱そうとした木々に覆われた斜面を登り返す。かなり降ってきたので、この登りは気持ち的にも堪える。
赤倉山山頂。
木々が回りの視界を遮り、景色が見えずつまらない。
急坂を下り、見上げれば正面に平標山が見える。
薄暗い針葉樹の森を下る。陽を遮ってくれるのが嬉しい。
また、視界が開ける。
段々とこの登山の終わりが近づいてきたのを感じる。
そして最後の眺望。
昌次新道がここまで低くなってきた。
やがてせせらぎの音が少しづつ大きくなってきた。
早く汗だくの身体を冷たい川に浸したい。それしか考えられずに足を運ぶ。
そして冷たい流れを全身で浴びた時の気持ち良さ!
これも忘れられない夏山の想い出となった。
今回は湯沢町からのルートを歩いたが、次は津南町からの小松原コースをじっくりと歩いてみたい。
苗場山の魅力は奥深そうだ。
(終わり)
所々に見られる池塘に高原の景色が映し出される。
この景色にしばし疲れも忘れてしまうくらい見惚れてしまう。
ワタスゲが丁度見頃を迎えていた。
苗場山山頂。広がる台地のせいで山頂があることに違和感を覚える。
ワタスゲ沿いの木道。
この道がずっと続くのなら何処までも歩いて行きたい。
池塘の周りはキンコウカの花畑。
こういう光景を幾つも探していきたい。そして見つけた分だけ心の財産が増えていく。
道標は「小赤沢」方面としか示していないため不安にかられたが、やがて「赤倉山」と書いてある道標に至り一安心。
背の低い針葉樹の間を抜けて行く。
登山道は山頂台地の縁に沿って下って行くようだ。
左側を眺めると、昌次新道の尾根が見える。つい先程までの自分がここを登っていた。
そして振り返れば苗場山の山頂台地が彼方になっている。
踏み跡の薄い、草に覆われた道を下って行く。
鬱そうとした木々に覆われた斜面を登り返す。かなり降ってきたので、この登りは気持ち的にも堪える。
赤倉山山頂。
木々が回りの視界を遮り、景色が見えずつまらない。
急坂を下り、見上げれば正面に平標山が見える。
薄暗い針葉樹の森を下る。陽を遮ってくれるのが嬉しい。
また、視界が開ける。
段々とこの登山の終わりが近づいてきたのを感じる。
そして最後の眺望。
昌次新道がここまで低くなってきた。
やがてせせらぎの音が少しづつ大きくなってきた。
早く汗だくの身体を冷たい川に浸したい。それしか考えられずに足を運ぶ。
そして冷たい流れを全身で浴びた時の気持ち良さ!
これも忘れられない夏山の想い出となった。
今回は湯沢町からのルートを歩いたが、次は津南町からの小松原コースをじっくりと歩いてみたい。
苗場山の魅力は奥深そうだ。
(終わり)