今回苗場山へ登りに遥々湯沢町に来た。しかし、苗場山だけで帰るのはもったいないので、ついでと言っては失礼だが、近くにある平標山へも行こうと思った。
平標山は高山植物の花で有名だが、いつもの年よりも暑いので花の盛りはすでに過ぎているだろうと期待せず向かう。
登山口から始まる木の階段。一見歩きやすそうだが、歩幅が合わず却って歩きづらい。
やがて石が剥き出しの急坂になる。平標山は予想に反しなかなか大変な山。
一度平坦な登山道になる。この辺りで吹き出した汗を懸命に拭き取る。
登山道は背の低い草木の合間を抜ける。回りの山々はガスの中で展望が効かない。
この辺はダケカンバが多い森。先程よりも密度が薄く、周囲が明るい。
やがて木々の丈が低くなると、松手山の山頂が見えてきた。
松手山から平標山方面を見る。
山頂は厚い雲の中。
目の前からずっと先まで伸びる登山道。山頂はこの先に伸びる登りのもう一つ先のピークのようだ。
登るに従い、あちこちで花が咲いている。次第に花の密度が濃くなってくる。
少しづつガスが薄くなりつつあり、山容が見えてきた。
花畑はまだこの辺りにも広がっている。曇りのせいか、花々も暑さを避け、活き活きしている様に見える。
この辺りから、山頂が現れてきた。この先は緩やかな登りとなる。
上空は高曇りだが、山頂までの道程が見える。あと少しの距離。
山頂にて、上空は青空が覗いていた。回りの山々はガスに包まれていて様子が分からない。
仙ノ倉山へと続く道。このまま歩いて行きたいが、お楽しみは次の機会まで、このまま取って置こう。
キンコウカのお花畑と仙ノ倉山。
この時間ガスがとれ、こういう景色が見られて本当に良かった。
このまま平標山の家へと降って行く。
平標山の家付近から苗場山方面を眺める。
昨日の自分はあちらから眺めていた。そして今日の自分はこちらから眺めている。そう思うと、心の中で喜びが泉の様に湧いてきた。
今回良い意味で予想が裏切られ、平標山に来て本当に良かった。
次に平標山へ来るのは谷川岳からのルートの終焉としてくる時だろう。
その日の到来を今から心待ちにしている。
(終わり)
平標山は高山植物の花で有名だが、いつもの年よりも暑いので花の盛りはすでに過ぎているだろうと期待せず向かう。
登山口から始まる木の階段。一見歩きやすそうだが、歩幅が合わず却って歩きづらい。
やがて石が剥き出しの急坂になる。平標山は予想に反しなかなか大変な山。
一度平坦な登山道になる。この辺りで吹き出した汗を懸命に拭き取る。
登山道は背の低い草木の合間を抜ける。回りの山々はガスの中で展望が効かない。
この辺はダケカンバが多い森。先程よりも密度が薄く、周囲が明るい。
やがて木々の丈が低くなると、松手山の山頂が見えてきた。
松手山から平標山方面を見る。
山頂は厚い雲の中。
目の前からずっと先まで伸びる登山道。山頂はこの先に伸びる登りのもう一つ先のピークのようだ。
登るに従い、あちこちで花が咲いている。次第に花の密度が濃くなってくる。
少しづつガスが薄くなりつつあり、山容が見えてきた。
花畑はまだこの辺りにも広がっている。曇りのせいか、花々も暑さを避け、活き活きしている様に見える。
この辺りから、山頂が現れてきた。この先は緩やかな登りとなる。
上空は高曇りだが、山頂までの道程が見える。あと少しの距離。
山頂にて、上空は青空が覗いていた。回りの山々はガスに包まれていて様子が分からない。
仙ノ倉山へと続く道。このまま歩いて行きたいが、お楽しみは次の機会まで、このまま取って置こう。
キンコウカのお花畑と仙ノ倉山。
この時間ガスがとれ、こういう景色が見られて本当に良かった。
このまま平標山の家へと降って行く。
平標山の家付近から苗場山方面を眺める。
昨日の自分はあちらから眺めていた。そして今日の自分はこちらから眺めている。そう思うと、心の中で喜びが泉の様に湧いてきた。
今回良い意味で予想が裏切られ、平標山に来て本当に良かった。
次に平標山へ来るのは谷川岳からのルートの終焉としてくる時だろう。
その日の到来を今から心待ちにしている。
(終わり)