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町田の家の1階の南側には1.8m張り出した庇をかけています。この場所があることで、南側の公園と、室内が緩やかにつながり場に落ち着きをもたらしてくれそうです。
昨日知り合いの先輩設計者から沖縄の伝統民家の庭に面した半屋外空間を指す「雨端(アマハジ)」のようだと指摘を受けました。この場所をあらわす言葉としてしっくりだと感じています。
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玄関先にも大きく下屋を張り出しています。雨の日の出入り等ストレスなく過ごせるよう考えています。
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雨の時に役立つ庇ですが、外壁の防水という観点から言えば、取り合い部分が弱点にもなりかねません。ここでは立体的な取り合い部分にあらかじめ立体に成形してある部材を使用して、弱点の解消を心掛けています。