「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

東京の木=多摩の木をすまいに活かそう

2007-02-28 11:46:39 | 木のすまい

 東京の多摩には、戦後植林された杉や桧の森が拡がっています。外材に押されて、値段も安くなり、なかなか市場に出回らなくなったと言われています。

 森から良い材を産出するには、下草刈や枝打ち、間伐などの手入れを、必要なときに行う必要があります。

良い材が適正な値段で売れれば、伐採した後に植林をし、手入れをしながら、又良い材を育てていく事が出来るのです。

木をつくる人、木の家を設計する人・施工する人、木の家に住む人が、”き”を通い合わせながら、地元の木で、気持ちの良いすまいを創っていきたいと願っています。

一級建築士事務所アーク・ライフは、東京の木・いえづくり協議会の一員として、運営委員会にも参加しながら、地元の木を活かして心地よい住まい《=とうきょうの森のいえ》を設計しています。

_019 写真1 豊かな森が拡がる東京の奥多摩

_057 写真2 手入れがされないと無残に荒れてしまう

_028 写真3 手入れがされていると、林床まで日が当り、明るい森になる。

Dscn2983 写真4 よく手入れされた山から出された杉材

製材されて、桟積み乾燥中。注文してから、日数はかかるが、乾燥材を入手できることがわかった。木肌はとても良い。

1 写真5 完成した木の香漂う室内

多摩の桧の柱と杉の梁、杉板と漆喰の住まいになりました。

一緒に、多摩の山や製材所で見てきた木が使われているので

満足感が大きいと喜ばれました。(ほっと一息です。)


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