1/9成人の日の振り替え休日の夕方遅く、三池八剱神社の境内に於いて臼かぶりの行事があり、初めて見に行きました。
『臼かぶり』の行事は明治初期、三池地方で大きな火災があり多くの家が燃えてしまいました。それで火災除け行事として始まった民間行事です。
この行事には小学生も参加します。臼は重たいのでバケツにいっぱい入った水を頭から思い切ってかぶります。この寒空の中でかぶった水は冷たくて参加した小学生達は「寒い。寒い。」と言って温かい部屋の方に駆け込んで行きました。
青壮年の臼かぶりは70kgもある大臼に挑戦します。ほら貝を合図に臼を持ち上げて水を頭からかぶり、空になった臼を後方に放り投げます。
この行事を取材していた放送局の一人が取材陣の代表となって臼かぶりの行事に参加しました。
水を張った臼を頭からかぶり、観客の皆さんから盛んに拍手を受けていました。
この行事が終わった後に〝どんど”焼きが行われ温かいおかゆが観客に振るまわれますが、殆んどの人は家路へ帰って行きました。