寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

何故見せかけの収束

2011-12-19 | Weblog
あの頃チャンネル(2006年12月17日~2006年12月23日)


質量にかかわる言葉に、「質量数」があります。
たとえば、セシウム137の「137」は、質量数を表します。

科学の目覚ましい進歩の一方で人類は、みずから科学の力で解き放った原子力の
暴走を、抑えるすべを知りません。

福島第1原発の事故で出たセシウムなどに汚染されたゴミの灰や土の、捨て場が
ありません。

肝心の原子炉の中のようすさえ、誰もつかめません。
ふるさとを追われた人たちの、帰るめどもたちません。

ところが野田首相は、事故の「収束」を宣言しました
真犯人をつきとめず、また事件が起こるかもしれないのに一件落着とするような、
みせかけ「収束」。

しかし、はっきりしていることがあります。
政府や東電の免れない責任です。

彼らに、自然の摂理にもとる原発の廃止を宣言させ、科学の力の総結集で事故を
収束させる戦いは、始まったばかりです。

スケジュールに合せて年内ドンピシャの冷温停止宣言。
多分、経済界や官僚あたりから対外的な思惑でその指示が強烈に出たのでしょう。

「国民の生命と財産を守る」のが政府の最大の任務であるはず。
国民の命って何なのでしょうか? 

日本人って、何でこんなに政府に従順で大人しいのでしょう?
また、マスコミの出鱈目を鵜呑みにしてしまって、判断を誤っている。

核爆発だった!福島第一原発3号機