寿迎夢・寿迎夢

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プロゴルファーのドン逝く

2011-12-29 | Weblog
ネットを開いたら、プロゴルファー・「杉原輝雄74才」の死亡記事が飛び込んできた。

「プロゴルファーのドン、前立腺癌で死亡」という見出しで、通算62勝、
日本で8人の永久シード権を獲得したという内容でした。

手術をするとゴルフが出来なくなる期間があるからと手術をしなかったようですね。
ガン宣告から何年たったことでしょう、病気に負けず以前と同じようにゴルフをする為に
にあらゆる努力を惜しまない人でした。

「アリさま」は、彼のフアンというわけでは無かったが、華麗とは言えない独特の
フォームから繰り出すショットはいぶし銀の輝きを持っていた。

「職人技」の名ゴルファーだったと思う。
キャディーからスタートして、大成した「ゴルファーの鏡」のような人でしたね。

プロゴルファー達の模範を示されたと思います。
プロゴルファーのマナーに文句を言う人は彼しかいなかった。

尾崎・青木選手と違って、派手なガッツポーズやパフォーマンスはなかったが
ゴルフ界の主役の一人だったことは間違いのない事実だろう。

ボギーになったら仏頂面をして手も上げない女子プロがいます。
彼の爪の垢でも煎じて飲ませたいですね。

マナーの良い人でした。
ゴルフ道を極めていた名ゴルファーだったんですね。

はにかみやながら人なつっこい笑顔が見られないのがさびしい。
TV番組では、独特の洒落や落ちを披露し、含蓄のある解説は面白かったです。

また昭和の人が消えていきました。合掌です。

今年は日本でもお馴染みのスペインのセベ・バロステロス選手が亡くなった。
日本でも年の瀬に一人の主役ゴルファーが逝ったのは惜しいニュースです。

また昭和の人が消えていきました。合掌。


杉原輝雄 BFCC名誉会長