再読のための覚え書き
巴里祭
岡本かの子(1889-1939)
《巴里祭》
妻を日本に残してフランスに留学した新吉を取り巻く、フランス人女性たちの三者三様。
《丸の内草話》
「私」は、女医として、ひとり息子の卓が勤める丸の内の会社の産業医となる。
卓の周囲の女性会社員らと接しながら、「私」はいつしか心の中で、息子の嫁となるであろう女性を探していた。
やがて卓が関西の支店に転任し、卓と親しい徳子がいつしか出社しなくなった……。
大正期の東京丸の内や銀座の風情の描写を交えながら、息子に対する母の気持ちが綴られる。
2023.2.18読了
巴里祭
新潮文庫
昭和24年7月30日初版発行
昭和31年12月30日9刷
旧仮名遣い
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