再読のための覚え書き
モーパッサン短編集Ⅳ
ギ・ド・モーパッサン(1850-1893)
《メヌエット》
朝、「わたし」がリュクサンブール公園を散歩していると、小柄な風変わりな老人と出会った。
老人は、舞台俳優のように敬礼をし、か細い片脚で優雅に旋回しはじめた。ルイ十五世時代のオペラ座のダンス教師だったのだ。
老人が「わたし」に紹介したのは、彼の妻で、かつてあらゆる人々に愛された名舞踏家ラ・カストリその人だった。
そして「わたし」は、終生忘れられない出来事を目撃する。
他8編
人間の哀切や恐怖を描いた短編集。
2022.1.26読了
モーパッサン短編集Ⅳ
新潮文庫
昭和31年3月12日初版発行
昭和39年7月10日10刷
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