洛中在住

京都暮らし

京都の和菓子

2009-02-21 | 日常
京都へ帰ってきております。

大阪から京都へ帰る鳥羽伏見の付近、国道1号線を挟んで城南宮の向かい側に
「おせきもち」という400年の歴史がある店があって、一度食べてみたかったので寄ってみました。

これが思った以上に美味しかったのです。
あまり甘くない素朴なあんこがたっぷりで、下のお餅もやわらかい。
大好きな赤福より断然美味しい。オススメです。


ついでに前の日記に載せていた京都の和菓子をまとめてアップしておきます。

賀茂みたらし茶屋のみたらし団子。下鴨神社の横にあります。
一番上の団子は2つめの団子と少し離れているのが特徴。


持ち帰りはこんな感じ。



今宮神社の名物あぶり餅。
よく時代劇にも使われる茶屋です。
子供の頃からしょっちゅう行ってたのですが、最高に美味しい!!
学校帰りに寄って友人と宿題・おしゃべりで何時間も居座っていたら
お店のおばあちゃんがもう一皿プレゼントしてくれた。


持ち帰りはこんな感じ。



ちょうど今日だけど、毎月21日、弘法さんの日にだけ売り出される笹屋伊織のどら焼き。
(現在は20、21、22日の3日間)。
享保元年(1716年)創業。

どら焼きと言っても三笠ではなくて、小麦粉焼いた皮でこしあんをクレープ状に巻いています。
東寺の銅鑼(どら)を熱して作ったから、どら焼なんだそうです。

三日間しか売らないから、観光客にはまぼろしに近いお菓子かも。
包みはこんな感じ。



幽霊子育飴。東山の六道珍皇寺門前にある飴屋さんです。
幽霊が子供を育てるために飴を買いに来たというお話のもの。
麦芽糖のとっても素朴な味。



安政三年(一八五六)創業「満月」の「阿闍梨餅」。
我が家のお土産の定番はここ。
皮がモチモチで美味しいのだけど、開店と同時に本店に行って、ほんのりあたたかい
出来立てを食べるのが一番美味しい。



「鶴屋吉信」 秋襲(あきがさね)
晩秋の池の中のようで、とても綺麗な羊羹。


鶴屋吉信の本店二階がオススメ。
お寿司屋さんのカウンターみたいな席で職人さんに目の前で和菓子をつくってもらえます。


夏はこんな感じ。



長五郎餅。
天正15(1587)年、太閤秀吉が開いた北野大茶会の際用いられたという由緒正しきお餅です。
北野天満宮東門内に毎月25日だけ出店。



俵屋吉富。
京菓子文化の資料館があって、抹茶と季節の生菓子を食べれます。


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