フォト575用に撮っておいた写真です。
ピンとくる言葉がでないので、熟考していました。
もうじきお盆になるので、部屋の掃除や片付けをしていました。
すると、大学時代に卒論関係の資料などが放置してあったのに気づきました。
その中のひとつに、吉田健一『空蝉』と書かれた紙袋もありました。
原稿用紙21枚ほどにまとめられていました。
下書きも2種類ありました。
作者の家系図、登場人物の関係図、作品のモチーフ・テーマ、評価などが書いてありました。
図書館で参考資料をコピーしたものも当時のままの状態で残っています。
ゼミの先生には、卒論で規程の枚数に足りない場合、継ぎ足してもいいとの話を後で聞きました。
卒論は『森鴎外論』でしたが、規程に達していたので、この原稿は日の目を見ることがありませんでした。
こうして今日、久しぶりに原稿を眺めて、当時が蘇って来ました。
大掃除の手が、止まったままになってなっています(笑)