三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

志望動機

2013年03月03日 17時03分47秒 | 転職活動
現在の職種になってから、転職した際には職務経歴書の提出だけで履歴書の提出はありませんでした。

それが私の働いている業界の慣行だからなのか、外資だからなのかはわかりませんが、特に手書き履歴書の提出はまずありませんでした。

考えてみると、転職が珍しくない業界&職種なので、履歴書では書ききれない人が多いからかもしれません

そんなわけで、履歴書の提出がないため、自分で項目を設けない限り「志望動機」についても書類には書かずにすみますし、面接でも「なぜウチの会社を受けたのですか?」なんて聞かれたこともありません。

私は書いたり、書かなかったり。
書いた方がいいなと思ったときは書くというスタンスです。

でも一般にこの「志望動機」の書き方に苦労させられているみたいですね・・・。

志望動機の例文が載っているサイトもありますし、「コピペして使える」と書いてあるものまでありました

「〇〇という理念に共感して」

とか、

「多様性を重んじる社風に惹かれ」

とか、会社のサイトを見ると書いてある文言を引用する例文や、自分の経歴をもとに書きましょう、というのもありました。

・・・が、正直、読んでいるとこっちが恥ずかしくなるような内容なんですよね。。。何故か。

う~ん。上手く言えませんが。読んでて鳥肌というか。

ホントにみんなあんなふうに書いているんでしょうか??

私が採用する側の立場なら、そういった「例文」に書いてあるような内容が書かれていたとしても全く心が動かない気がします。

なんででしょ。

そもそも自己PRとか志望動機なんて人の数だけあるわけで、自分の「外側」を探し回ったって自分の言葉なんてありっこないんじゃないのかなぁと思ったり。

いくら表現を変えたところで、自分の言葉じゃないというか。

ま、究極は「もっと自分の頭で考えろよ!」ってことかもしれませんね。。。


映画『小さな命が呼ぶとき(Extraordinary Measures)』

2013年03月02日 15時06分30秒 | 映画
DVDを借りて観ました。

難病の子供2人を持つエリートサラリーマンが子供を救うために会社を辞め、その病気の第一人者である研究者に頼み込み、なんとかして新薬を開発しようと奔走する、という実話を元にした映画です。

子供を救いたいという父親の思い。

自分の研究にプライドを持ち、誰にも邪魔されずに独自の研究を続けたい研究者。

法規制と企業倫理を守りつつ、利潤を追求する製薬会社。

「患者を救うための新薬開発」という共通の目標があっても、それぞれの持つエゴがぶつかり合い、なかなか物事が進展しません。

それでも徐々に各々が譲るべきところは譲り、一つの目的を達成するところへ行きつきます。

原題は「Extraordinary Measures」で、「非常手段」とか「究極の判断」とか、そんな意味でしょうか。

そしてこの映画の中にはExtraordinary measuresがいくつも登場します。

全体を通してとても地味な映画ですが、家族愛、人間愛、難しい状況の中での決断など、普段の生活でもこういう場面ってあるよなぁと思わせられるところの多い映画でした。

・・・それにしても、この邦題、もっと何とかならないんでしょうかね