GW休み中は、軽井沢へ宿をとり
信州をふらふらとして久し振りにのんびり致しました。
5~6年ぶりに、木曾の奈良井宿を訪れました。
3度目の訪問です。
近くには有名な馬篭宿や妻籠宿もありますが、あちらは観光地化が進んでいて
正直あまり好きではありません。人も多いです。
中山道 奈良井宿の街並は、全長1キロメートル。
宿場町の景観をよく残し、国の重要伝統的建築物保存地区に選定されています。
南には鳥居峠がひかえており、江戸時代の旅人は、鳥居峠を越える前、越えた後にここで宿をとったようです。
ただ建物が保存されているだけでなく、
現在でも人が実際に生活して建物、街並を守っているところがすごいところです。
道がアスファルトで舗装してあることは、少し残念なところです。
でも人が生活してるのだから、しょうがないかと・・・。
3回目の訪問ですが、今回初めて入った徳利屋。
築170年の木造建築です。
最近話題の長期優良住宅、200年住宅の元祖と言えましょうか・・。
間口が狭い建物が多い中、こちらの徳利屋は大旅籠とのことで
間口が7間(12m74cm)もある建物です。
総2階の立派な建物です。
現在はそば屋になっております。
ここでお昼ごはんと致しました。
入口を入ったところです。
広い土間になっています。
縦格子の引き戸を奥に入りますと・・・・、
囲炉裏のある部屋があります。
吹き抜けになっておりまして
囲炉裏にも火が入っており、
囲炉裏の煙が上に抜けるよう天窓が2つありました。
そこから光も差しこんできて、何とも言えない幻想的な雰囲気の空間になっておりました。
壁は一部土壁の仕上げになっておりましたが
170年前の建築当初のそのままなのでしょうか?
ひび割れの感じが年代を感じさせます。
上の方に小舞竹の端がみえています。
あまり手を入れていない様子です。
お蕎麦をいただいたのは、一番奥の床の間のある部屋でした。
お客さんがたくさん入っておりました。
お蕎麦も美味しかったですよ。
床の間のところに、東京理科大学の建築学科の鈴木信宏先生により
この徳利屋の囲炉裏の間を研究された資料がパネルに入って置いてありました。
それによりますと建築は1840年頃となっています。
徳利屋の前に掲げてあった説明書き。
posted by y.nose
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