女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門の建築士事務所です。

どんなことでもざっくばらんにご相談ください。お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージから

戸建て注文住宅の設計、家造り、リフォームを約25年して参りました。変化する法令や、制度などを日々勉強しながら、これまでの知識や経験を生かして、対応させていただきます。 家を買いたい、建てたい、リフォームしたいなど 思いはいろいろあっても何をどう進めてよいかわからない、ご主人は忙しい、家族は無関心、独り身である、誰かのサポートがほしい、相談できるだけでも心強い、また、建築会社の担当者が建築士でないので不安、担当者が男性建築士なので相談しにくいなど、 思っていらっしゃ方 一生に何度も経験するわけではないので、とかく一般の方には解りにくい建築や不動産のこと、ころばぬ先の杖として、 どうぞ、当事務所をご利用ください。 女性の視点でアドバイスさせていただきます。ご夫婦でいらしていただくことでもOKです。どんなことでもざっくばらんにご相談ください。

練馬区東大泉4-26-3 塩野ビル302号 西武池袋線大泉学園駅徒歩5分

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、リフォーム予定の現場でのご相談対応が可能、カフェやファミリーレストランでの対応も可能です。他のお客様のご相談、サポート対応中は、お電話には出ることができません。予めご了承ください。留守電にメッセージを入れていただくか、メール、または、コメントをいただけますと幸いです。定休日は、日、月曜日、祝日です。

板橋区徳丸1丁目/昨日 24時間計画換気、風量測定を行いました!

2010年07月08日 | ●24時間換気システム・風量測定

昨日は午後から24時間換気システムの
天井等の排気口に写真のような風量測定器をあて
当初の計画通りに室内の汚れた空気を吸っているか
測っているところです。



すべての口に風量測定器をあてがい測定致します。
測定しながら吸い込み口のところを調整し、
多すぎれば絞り、少なめであれば全開にしておきます。
湿気の多い浴室、匂いの出るトイレやシューズクローゼットなどは
排気吸い込み量を普通の部屋より多くします。

配管の曲がりなどによるロスもあるので
約20㎥と計画してもピッタリ20㎥の換気量が確保できる訳ではないので
この調整は必ず行わなければなりません。



コーヒーショップなどで
喫煙と禁煙席に分煙されているお店が多くなってきましたが
禁煙席の方にたばこの煙が漂ってきてしまっている店がたまにあり、
たばこを吸わない私は非常に不快に感じますが
要はこの計画換気がちゃんとなされていない、
汚れた空気の部屋側の換気量が少なく設定されているか、
店員さんが喫煙室側の換気扇のスイッチを入れ忘れているか、です。


posted by y.nose





LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の開発と認証/ シンポジウムに出席

2010年07月08日 | ●建築基準法・行政の動き等

水曜日は、お休みでしたが
午後から
住宅金融支援機構 すまい・るホールで行われた
ライフサイクルカーボンマイナス住宅の開発についての
シンポジウムに出席しました。

まず、LCCM住宅はどういう家かと申しますと
●建設段階で生じるCO2債務をなるべく早く返済し
運用段階のカーボンマイナスにより、
生涯累積のCO2収支を黒字にする家、です。




家を使用している間にカーボンマイナスにしなくてはならないため
当然のことながら、まず建設時のCO2排出量も少なく抑えておかないとダメなのです。
例えば木材でも製品にするまでの間に
CO2をたっぷり排出しているものは使用しない方がよく
製造工程も重要になってきます。
写真のデータは 国産材でも
製材し乾燥時に重油を使っている製材所の製品(左端)は
CO2を多く発生しているので遠くから運んできた輸入材よりも悪い事がある、という表です。
輸入材でも乾燥に木屑を使って火をおこした乾燥室を使用している工場のものはCO2発生量が少ないとか。
*ライフサイクルにおけるCO2の考え方/慶応大学、伊香賀俊治教授の資料より


この7月から工事が始まり、12月に完成する予定の
筑波にできるLCCMモデル住宅の設備概要です。
143㎡ 木造在来工法2階建て 4人家族を想定した家です。
構造躯体等についても説明がありましたが
設備も興味があるところです。
太陽光発電は最低でも5KW位を設置しないと
ライフサイクルカーボンマイナスにするには難しいようでした。
*LCCMモデル住宅の設計と仕様/首都大学東京、小泉雅生教授の資料より


国土交通省の後押しもあり
最終的には普及が目的ということですから
5年先か10年先の家造りスタンダードになることは間違いないと思います。

posted by y.nose


お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージからどうぞ。

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、OZONE(新宿パークタワー)、7F CLUB OZONEスクエア、ミーティングスペースでのご相談対応が可能です。

カテゴリー●印

2006年9月~2013年1月までの記事は、前職、地域ビルダー時代の記録です。