27日 月曜日は 夜 大久保にあるけんちく会館へ
地域型住宅ブランド化事業/全木協東京都協会 「いえ・まち」東京2012 仕様 説明会へ参りました。
先日 弊社が事前に登録しておりました全木協東京都協会「いえ・まち」東京2012が採択されて
そのグループ全体で合計61棟の補助金を受けられることが決まりました。
この補助金制度は、今年から新たに始まりました制度で、昨年までございました木のいえ整備促進事業(長期優良住宅補助金)の後継です。
● 国土交通省/地域型住宅ブランド化事業 採択結果ホームページ↓↓
http://www.chiiki-brd.jp/adoption/tabid/118/Default.aspx
申請期間、工事完了時期、申請するのに必須事項があり どなたでも応募できるというわけではないですが
ご興味がおありの場合 早い段階でご相談いただけましたなら
補助金取得を目標に段取り進めてゆくことも 不可能ではありません。
基本的には、地域材国産材の利用を進める補助金制度です。
遠く遠くのカナダやロシア、北欧よりエネルギーと時間をかけ(CO2排出量も多くなる)て船便で運んでくる木材料に比べて
日本国内のそれもすぐ近くでとれる木材の価格の方が高いのでいまいち普及しません。
日本の林業の活性化、テコ入れ策です。
一棟あたりの補助金額は120万ですが下記の①から⑭までの条件をみたさなければならず
①③⑤⑦⑧⑩⑪⑬⑭にかかる費用は、お客様からいただくことになります。(補助金をあてる)
⑨については長期にわたることから、長期の部分については有料の点検となります。
120万円の補助金をもらえても、実際 120万円の現金をまるまる手にできるわけではありませんので予めご理解ください。
①雨水貯蓄タンクもしくは 雨水浸透マスの設置
②住宅事業建築主の判断基準100% を達成すること。(Ibec ホームページ算定用プログラムを使用)
(*100%達成には、太陽光発電システムの設置は事実上必須) ただし太陽光発電システムの補助金は別途うけることができます。
③基礎コンクリ-ト強度を30(N/mm2)とする。第三者機関の検査結果(報告書)が必要。
④建築地が 東京・神奈川・埼玉・千葉 であること。
⑤主要構造部(柱・梁・桁・土台)には、合法木材100%(国産材)を使用すること(合法木材証明書・出荷証明書等 添付必要有)
⑥主要構造部の材については含水率25%以下の材と証明材を使用すること。
⑦間柱すべてに100%国産材を使用する
⑧住宅履歴管理システム「いえもり・かるて」に登録すること
⑨指定期間 (1年・3年・5年・10年・15年・20年・25年・30年)の定期点検の実施と完了報告
⑩一棟につき、指定の防災グッズを設置
⑪一棟につき、全木協東京都協会の山林へ植樹、1本4,000円必要。
⑫構造見学会か完成見学会のいずれかを1回開催する。
⑬申請機関に支払う申請事務手数料、5万円がかかります。
⑭長期優良住宅認定を取得する。(弊社は標準仕様で取得可。技術審査費用(審査機関へ払う)、認定手数料(役所へ払う)は実費で頂戴しております。)
*上記以外に弊社が社内で行わなければならない条件もございます。
● 全木協東京都協会 「いえ・まち」東京2012 詳細 ホームページ↓↓
http://www.zenmokkyo.jp/memberonly/memberonly.html
posted by y.nose