今野敏さんの「東京湾臨海署安積班」シリーズ。
全シリーズを読んでるので買わないわけにはいかない。
「秋麗」⇒(今野敏作)
主人公は、東京湾臨海署の安積綱志警部補。
臨海署近くの海で遺体が発見された。
身元は特殊詐欺で逮捕された戸沢守雄という74歳の男性。
安積は特殊詐欺で逮捕した葛飾署の生活経済係の広田芳明係長に共同捜査を依頼。
安積班と広田によって、戸沢の詐欺仲間を割り出す。
詐欺仲間から戸沢を殺したかも?の犯人の手がかりをつかむが、主犯まで根こそぎ逮捕するには.....。
主犯を逮捕できるのか?
警察小説
東京湾臨海署安積班シリーズ
感想:このシリーズが30年も続いているらしい。
ってことは、私も30年読んでるってことやね。
74歳の犯罪者たちはお金よりも刺激が欲しかったって。
騙されるのはいつも年寄りだから、若者をだましてやりたかったとも。
歳を重ねると確かに刺激は少ないけど、やってOKなのとNGくらいは判断せんといかんやろう。
人生の終わりが「冬」だとしての「秋」はわかるけど、秋も捨てたもんじゃないんだけどなぁ~。
犯罪者たちの年齢に近いから、いろんなことを考えながら読んだわ。