旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

2007年尾瀬の水芭蕉

2007-06-03 22:42:23 | 日本
2007年5月31日から6月2日の2泊3日で尾瀬ガ原へ。 5月31日深夜小雨と薄い霧の日光戦場ヶ原を突っ走り、金精峠越えをして戸倉温泉の尾瀬第二駐車場へドライブ。深夜の金精峠越えでは一台の車にも出会う事が無かったが、鹿や野うさぎに出会った。尾瀬第二駐車場に夜11時30分ごろ到着し車中で仮眠。6月1日朝4時ころ隣に駐車していた車の人達の登山出発準備の物音で目覚め、我々も午前4時50分ころ駐車場を出発し乗り合いタクシーで鳩待峠へ。薄い霧のなか尾瀬ヶ原へ向かい5時30分頃鳩待口を出発。鳩待口から山の鼻へ向かう途中で満開の水芭蕉の群生をみて水芭蕉に出会えた事の喜びと目的地尾瀬ヶ原の水芭蕉の観賞には遅すぎたかも知れないとの不安を感じながらひたすら歩き続ける。6時30分頃山の鼻に到着し朝食をとる。7時35分山の鼻を出発し牛の首へ向かう。しばらく水芭蕉の姿も少なくこれから先も水芭蕉の花は終わっているのではないかと不安も感じた事もあった。牛の首あたりから水芭蕉の群生が少しづつ大きくなり、その不安も解消してくれて水芭蕉の花の美しさと自然の調和をを堪能できるようになった。至仏山を背景に水芭蕉の群生が見える尾瀬ヶ原のシャッターポイントにはすでに大勢のカメラマンが三脚を立てて雲に隠れた至仏山が現れるのを待っていた。午後には晴れると言う天気予報を信じて帰路に絶景が見えることを期待しここを通り過ぎた。竜宮小屋を過ぎた頃から晴れ間が見え出し、帰路に期待通り至仏山が現れ尾瀬名物の景色にシャッターを切れた。今年の尾瀬は水芭蕉の開花が2週間程早く見頃を過ぎていたがリュウキンカの黄色い花と水芭蕉との競演を楽しむ事ができた。またミツカシワ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウや水芭蕉より早く咲き終わるザゼンソウ、も数多く見られた。今年の尾瀬は小雨模様から時間の経過とともに晴れ渡り、樹木や花の光による変化や隠れていた至仏山と燧ヶ岳が前後に現れて仰ぎ見て大自然のパノラマを満喫出来た。




群生するリュウキンカ

  至仏山を背景にした水芭蕉群生絶景ポイント


群生するリュウキンカ

「ナビゲーションバー」の尾瀬の写真もご覧ください

那須岳登山

2007-05-09 14:08:58 | 日本
2007年ゴールデンウイーク、5月3日那須岳登山を行った。 心配された天気も気象予報どうりに快晴となった。当初計画ルートはロープウエイで那須頂上駅にのぼり茶臼岳→朝日岳→三本槍(1917m)の予定であったがGWで駐車場が混雑し、那須岳登山口(峠の茶屋)の駐車場に駐車した為に徒歩で登山を開始し、峠の茶屋→峰の茶屋→朝日岳(1896m)→峰の茶屋→茶臼岳(1915m)→ロープウエイで下山となった。9時50分登山開始で朝日岳頂上到着が12時と周囲の残雪の山々を見ながら比較的ゆっくりとした工程であった。このため、三本槍へ行ってから茶臼岳経由で下山するのは時間的に厳しいと判断して三本槍登頂は断念。
峰の茶屋から朝日岳への道には急斜面に深い残雪があり先人の足跡だけといった危なそうな道も有った。前日に落ちた人もいたとか。火山岩がごろごろした道程であったが見た目よりは楽な登山であった。
晴れ渡った空、残雪の山々を見渡す景色等々に満足した登山であった。
茶臼岳下山途中でヘリコプターで救助される現場に直面した。ロープウエイで登れるとは言え、ハイヒールにスカートのいでたちで更に登山道から離れて岩場に入り込み足かどこかを負傷して下山できなくなった様子。登山道でぐるりと囲まれた中に救助を求めたカップルがおり、多くの登る人や下山する人が足を止めて救助活動を見守っていた。山を甘く見てはいけないよい教訓なり


峰の茶屋から朝日岳へ:急斜面の残雪にある人の足跡だけが頼り


残雪の山々の展望