旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

中国のマッサージ

2007-05-20 11:22:14 | 中国
中国にはマッサージの店がいたるところにある。店と言っても日本のマッサージ屋さんとは規模が違う。店の入口が小さくても中に入ると20人や30人の収容が可能で20人から100人以上のマッサージ師がいる店がたくさんある。厦門で大きなところでは600人同時収容可能をアピールしているところもある。3階建てのビル全体がマッサージ店であり、マッサージ店と言うよりは正に病院の様なものである。マッサージの種類も豊富で中国式按摩、足裏マッサージ、針灸等々。中にはタイ式マッサージもある。料金は店によって異なるが1時間35元(日本円で525円)~100元(1500円)、一般に50元(750円)と日本に比べると安い。中に入ると部屋の大きさによってベットが幾つか並べられており、そのベットに横たわってマッサージを受ける。マッサージは頭部から下へと全身に渡り行われる。肩がこるとか事前に告げておくとそこに重点をおいた時間配分もしてくれる。旅や仕事の疲れをマッサージでゆったりと癒すのには最適である。マッサージ師数人に聞いてみたが厦門出身のマッサージ師にはまだ出会っていない。湖南、江西とか結構遠くから来ている人が多い。マッサージ師の技術レベルはまちまちの様であり、自分に有ったマッサージ師に出会った時はその後その人を指名する方が良い。時には痛くもかゆくも無いマッサージをする人もいる。以上は一般の中国式マッサージ店の紹介であるが、中国には外見は同じでも男性娯楽客を対象としたサウナの部類もあるので注意。看板に記載された文字は一般のマッサージ店と同じ様に見えるので見分けが付きにくいが料金が1時間250元とか書いているとその類と注意した方が良いと思う。


厦門のマッサージ店の一つ華医館の外観


「佐賀のがいばあちゃん」発見

2007-05-16 15:41:19 | 中国
深圳空港での待ち時間に登場待合室の本屋さんをのぞいたところ、何と無く日本の臭いがする挿絵が描かれた表紙の本を発見。タイトルで佐賀の字を見て「もしや、そんなはずは無いだろう」と思いながらチェックを開始。まさに島田洋七著の「佐賀のがいばあちゃん」の中国語版だった。ちょっと失礼して表紙についている帯を外してみると書き写真のごとく「島田洋七」の名前あり。興味を感じたのは数ある日本の著書の中からいち早くどのような選択でこの本が翻訳されたのだろうかということです。
残念ながら私はこの本を読んでおらず、泉ぴん子が演じるテレビドラマを見ただけであり評価をできないのである。ドラマでみた節約の精神が中国に受けるのであろうか?
中国人の視線でこれに答えていただける人がいればご意見を伺いたいと思います。




夏到来

2007-05-13 10:25:50 | 中国
5月8日日本より厦門に戻ると28℃の暑さに迎えられた。それもそのはず、翌日5月9日気象台は厦門の夏入り宣言をしました。例年より20日間早いそうです。その後連日27度以上の天候が続いています。しかしながら、夕方5時半過ぎの退勤時頃からは多少肌寒さを感じるくらいの涼しい風が吹きとても気持ちが良い。夕方及び夜の散歩などは快適である。また、夜間睡眠時間帯も涼しく、掛け布団が必要かどうか迷うくらいである。今私は昨年はどうだったかなと考えながらこの記事を書いているが思い出せない。でも、厦門の本格的な夏はこんなものではないと昨年の記憶は明確である。本格的な夏が来て厦門の生活で変るのはバス料金である。通常1元であるが、冷房付きのバスは2元になる。

那須岳登山

2007-05-09 14:08:58 | 日本
2007年ゴールデンウイーク、5月3日那須岳登山を行った。 心配された天気も気象予報どうりに快晴となった。当初計画ルートはロープウエイで那須頂上駅にのぼり茶臼岳→朝日岳→三本槍(1917m)の予定であったがGWで駐車場が混雑し、那須岳登山口(峠の茶屋)の駐車場に駐車した為に徒歩で登山を開始し、峠の茶屋→峰の茶屋→朝日岳(1896m)→峰の茶屋→茶臼岳(1915m)→ロープウエイで下山となった。9時50分登山開始で朝日岳頂上到着が12時と周囲の残雪の山々を見ながら比較的ゆっくりとした工程であった。このため、三本槍へ行ってから茶臼岳経由で下山するのは時間的に厳しいと判断して三本槍登頂は断念。
峰の茶屋から朝日岳への道には急斜面に深い残雪があり先人の足跡だけといった危なそうな道も有った。前日に落ちた人もいたとか。火山岩がごろごろした道程であったが見た目よりは楽な登山であった。
晴れ渡った空、残雪の山々を見渡す景色等々に満足した登山であった。
茶臼岳下山途中でヘリコプターで救助される現場に直面した。ロープウエイで登れるとは言え、ハイヒールにスカートのいでたちで更に登山道から離れて岩場に入り込み足かどこかを負傷して下山できなくなった様子。登山道でぐるりと囲まれた中に救助を求めたカップルがおり、多くの登る人や下山する人が足を止めて救助活動を見守っていた。山を甘く見てはいけないよい教訓なり


峰の茶屋から朝日岳へ:急斜面の残雪にある人の足跡だけが頼り


残雪の山々の展望