唐松岳登山 +++ 2017年8月26日~29日 +++

昨年夏に唐松岳登山を計画したが天候不順で実現できなかった。
今年も夏が終わりかけているのに異常気象で登山に適した日が無く再びあきらめかけていた時に奇跡的に最適と思われる予報が出た。
今年最後のチャンスと思い、この予報にかけて出発。
8月26日、まず白馬村へ移動してホテルに一泊。予報通り天気良好で白馬三山がくっきりと見える。
8月27日晴れ、秋を感じる心地よい気温で快適な登山が始まった。
今年は残雪が多く開花時期がずれた為かもう終わったと思っていた花が数こそ少ないがあちらこちらに咲いていてより登山を楽しくしてくれた。
今日は途中から白馬三山（白馬岳、杓子岳、白馬鑓岳）を見ながらの登山となり、八方池に白馬三山が写るのを見えるのを楽しみに登ったが残念ながらここでは雲に隠れて見えなかった。八方池より少し上ると再び雲海の上にそびえるの雄姿が見えた。青空にそびえたつ感動的な景色だった。
下を見れば雲海、点を仰げば青空、前を見れば白馬三山や五竜岳が見える理想的な登山の光景だ。
途中少し険しい道も有ったが無事に唐松岳頂上山荘に到着。山荘の前面には剣岳、立山連峰、五竜岳の絶景が広がっていた。
27日は唐松頂上山荘で1泊。本格的な山荘での宿泊は初めての経験だった。
夜早い消灯であるがなかなか眠れないで一晩中起きていた様な感じだった。
翌朝ご来光を見に早起きをしたが、残念ながら雲で見えなかった。しかし、雲海から突き出た八ヶ岳や遠くに富士山が見えた。
朝食後山荘から唐松岳頂上へ登ってから白馬村を目指して下山。
八方池では期待通り白馬三山が見え、念願の八方池に写った姿の写真も撮れた。
下山後今宵の宿泊地渋温泉へ。温泉に浸かって2日間の汗を洗い流してさっぱりとした。
渋温泉は昔懐かしい温泉街の雰囲気が漂うとても良い所で気に入った。
ここにはアニメ「千と千尋の神隠し」の湯宿のモデルになったと言われるホテル金具屋がある。
その他温泉街にある1番から9番の銭湯の様な所を巡る「温泉巡り」が楽しめる。
28日の帰路小布施の町に立ち寄った。
最初に訪れた「岩松寺」の駐車場の側にある公園で野生のニホンカモシカの歓迎を受けた。
「岩松寺」にある北斎の天井絵を鑑賞してから街に出て天然氷のかき氷やそばを食べて帰路についた。





















唐松岳頂上山荘が見えて来た



唐松岳頂上山荘からの眺め。右の高い山が剣岳、その左側が立山連峰





山小屋の夕食



28日朝、ご来光は見えなかった



五竜岳



八方池に映る白馬三山





渋温泉にあるホテル金具屋



渋温泉街の朝、外湯から帰る観光客が見られる




渋温泉6番湯の入口。このような公衆浴場の様なのが1番から9番まである。



小布施

野生のニホンカモシカがいた。



岩松寺



天然氷のかき氷。ボリュームが有るが結構食べられた。