旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

八ヶ岳・硫黄岳登山 ***2012年7月24日***

2012-07-30 10:31:44 | 旅行記
天気予報は曇り時々雨。
中央高速道路を降りて三井の森別荘地から桜平駐車場へ向かう。
三井の森別荘地の分岐点から桜平駐車場までの道路は舗装もなく、RV車の底がぶつかるほどのでこぼこの悪路である。
対向車との退避場も少なく下山してくる車が無いことを祈りながらの走行であった。
午前8時頃桜平駐車場に着いたが既に駐車場はほぼ満車状態であった。
駐車場で支度をして谷川に沿って水音を聞きながら登山開始。
オーレン小屋までの途中で軽井沢から来た中学生5クラスの団体が下山してくるのと行きあった。
オーレン小屋で休憩し、ここで登山ルートを決定。
天候が悪いことを考慮してオーレン小屋⇒夏沢峠⇒硫黄岳⇒オーレン小屋のルートをたどることにした。
夏沢峠のヒュッテ夏沢を過ぎると勾配のきつい登り道が続く。
頂上に近づくに従ってがれきの道となる。
道しるべのペイントのマークが少ないと感じた。
頂上に到着、以外にもそこは割り石を敷き詰めた様な平らな広場のようだった。
本来360度の展望であるがあいにく霧が深く周囲の景色を眺める事は出来なかった。
時折横岳の一部が見えるくらいだった。
硫黄岳の火山跡の断崖絶壁も霧が晴れて姿を見せたと思いしや数分でたちまち見えなくなった。
遠くの景色が見えない分身近に咲いている小さな花を観賞しながらの登山だった。





















2012年北京の夏

2012-07-18 18:25:44 | 旅行記
7月12日から15日まで3泊4日で北京旅行をした。
北京を訪れるのは30年ぶりの事である。
今回の旅程は?和园,十三陵,万里?城/八达?,紫禁城,景山公园,天壇公园と北京にある世界遺産巡りであった。
中でも万里の長城に行くのが主目的。
北京の夏は暑いと言われるが日本のように蒸し暑くなく、さらに幸い滞在期間中は多少気温が低めでなんとか支障なく観光できた。
誤算はウィークデイだけどちょうど学校は夏休みに入っており子供たちを中心とした観光客が多かった事だ。


?和园
清代の乾隆帝が1750年に造園した庭園
ここにある湖昆明湖は雲南省昆明にある昆明湖を想定して作られた人造湖で名前もそのまま使われている。
写真に見える山も湖を掘ったときの土を盛って作った人造の山だとか。





十三陵
十三陵の名前は明の時代の13人の皇帝の墓陵があることに由来している。
その中で定陵だけが発掘されて内部を見学できるようになっている。





家族ずれで来ていた少女の写真を一枚お願いして撮らせてもらった。 頭に付けているのは皇帝の妃の飾りを模擬したものだろうか。



万里?城/八达?
万里の長城八達嶺は入場口から南北にコースが分かれていて南側は男坂、北側は女坂と称されている。
男坂を選んで登ったというのが適切な表現だろうか? とにかく坂道である。
遠景の写真は女坂。



急な階段もある。





紫禁城
明の永楽帝が日本の室町時代に完成したそうだ。
故宮博物館として保存されている。 とにかくでかい!





景山公園山頂から紫禁城を見渡す。



天壇公園
皇帝が五穀豊穣を祈祷し、天帝に報告した場所で「壇」とは皇帝の祈祷場の意味だそうだ。
なんと総面積は270万m2もあり、あの広大な紫禁城の4倍だそうな。

祈祷を行う祭壇



祭壇の中心にある天心石。パワースポットと言われ人気がある。



祈年殿
皇帝が五穀豊穣を祈った場所。この建物の柱は内側から四季を表す4本の柱、時刻を表す12本の柱など意味のある本数で
構成されている。