旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

水郷の街佐原 2012年6月18日

2012-06-18 18:50:42 | 日本の四季
佐原水生植物園のハナショウブが見頃とのニュースを見て梅雨の晴れ間を好機と思い出かけた。
今日は月曜日で空いていると思ったが植物園の駐車場は渋滞は無いが意外と混んでいた。
ゲートを入ると一面に咲き乱れた色とりどりのハナショウブの花が見えた。
園内には野外写生をする中学生が所々に陣取って水彩画の写生をしていた。
花の列の中に建てられた木札を見てハナショウブには江戸、肥後、USA等々の出生地と花の種類との組み合わせでこんなに種類があるのかと驚かされた。
ここを出る時に入園料は大人700円、少々高すぎはしないかと思った。
ハナショウブを見終わって佐原市街を流れる小野川に向った。小野川の両岸には旧家が立ち並んだ街並みがある。
代表的な史跡として伊能忠敬の生家が観光名所となっている。
さらに足を延ばして香取神宮を訪れた。土産屋の通りを過ぎて赤い鳥居をくぐると木立に覆われ石灯篭が立ち並ぶ静寂な参道が続く。
何とも言えない静かで厳かな空間で気持ちが良い。
神宮の建物は改修中で正面から全貌を見る事が出来なかったが、裏側に回るとその建物の神々しさがうかがえた。
帰路利根川の岸辺にある「道の駅」に立ち寄る。館内には地元の農作物をはじめ沢山の品物が安く売られており大勢の顧客でにぎわっていた。
外は天候が利根川水域と広々とした平野が見渡せ気分爽快であった。

佐原水生植物園内の様子;船に乗って花の鑑賞もできる。



ハナショウブ



スイレンの花も咲いていた



中国江蘇省南京市との友好記念碑



佐原市街を流れる小野側畔の旧家



静寂な感じの香取神宮参道



香取神宮山門



神宮の側面



道の駅から見た利根川の景色



日光中禅寺湖千手ヶ浜クリンソウ  +++ 2012年6月11日

2012-06-12 13:09:54 | 日本の四季
梅雨に入ってはっきりしない天候が続く。
そろそろクリンソウ開花の時期だと思い昨夜天気予報を調べたら明日(6/11)奥日光地方は午前9時から午後3時まで
晴れマーク。さっそっく翌朝6時過ぎに車で出発した。
高速道路を走り戦場ガ原赤沼の茶屋に9時過ぎに到着した。途中いろは坂で生後数カ月と思われる小鹿の歓迎をうけた。
久しぶりに小田代ガ原を散策したいと思ったが天気予報とは異なり空を見ると雨が降りそうな様子なんでその前に
クリンソウを見ておこうと思い千手ヶ浜までの専用バスを利用した。
ネット情報では今年のクリンソウの開花は例年より1週間遅いかといった予想もあったが思った以上に咲いていた。
しかし今回で3回目の訪問であるが例年花が少なくなっているような感じがした。
鹿が食べるのでその保護が難しいそうだ。
この綺麗な水とクリンソウの調和は他では見ら得ない。是非何時までも保護してほしいものだ。
6月中旬なのに気温は14度、中禅寺湖から吹き寄せる風が冷たく歩いていて手の甲が冷え切ったのも今年の
クリンソウ鑑賞の記録である。











雲がたちこみ男体山をはじめとする遠景を望めない中禅寺湖