旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

2008年厦門の春節”厦門元宵灯会”

2008-02-19 10:48:36 | 中国
2008年2月7日から中国の春節が始まりました。この時期厦門の白鷺公園では”厦門元宵灯会”の提燈の飾り付けが行われ、毎晩大勢の市民が訪れる。
単なる提燈だけではなく、中国の伝統や時代の流行などを表現した大がかりな造り物が設置され、テーマパークさながらである。
これらは1ヶ月以上前から準備が行われていた。白鷺公園は湖の中洲にり、これらの装飾は水上にまで広がっている。
昨年もこの提燈祭りを見たが、今年は去年を上まり盛大なものに感じた。残念なのは今年は寒波で夜の散策には少し寒すぎたことである。
でも、みなさん楽しそうであった!
「新年好!」



白鷺公園入口の飾付け



白鷺公園の遠望



灯りが燈った夜の風景


蔵の街・真壁町のひな祭り

2008-02-15 12:18:55 | 日本
蔵の街真壁(茨城県桜川市真壁町)は筑波山と加波山の裾野に広がる町です。
城下町として栄え市街地には歴史をしのばせる古い民家が数多く残っております。



また、重要有形文化財に指定された蔵や白壁の建物も多く見られ「蔵の街」として町のPRが行われています。
商店街は碁盤の目になっています。
ここで今年は2月4日から3月3日までの期間で雛祭りが開催されていました。
ひな祭りはこの商店街の171件の家に保存されていたお雛様を展示して行われています。
各家の玄関やショーウインドウなどに工夫をこらして飾られており、ただお雛様を見るだけでなく
その家の雰囲気も何と無く感じられる気がしました。




なかには何回かひな祭りを繰り返している間に蔵を探したら昨年は展示していなかった新たなおひな様が見つかったと言う
お店もあり、この街の歴史を感じさせられる一幕もありました。
古いものは江戸時代のものからあり、形や大きさもさまざまで昔をしのびほのぼのとした気分に浸れました。
創作雛でだっこちゃん人形の様なお雛さまを桃の木の枝に飾っている洋服やさんがありました。それを買うと桃の花のつぼみが付いた枝をサービスしてくれたり。真壁は石の街でもあり、石の彫刻で作られたお雛さまやふくろう、犬などのかわいらし置物も展示販売されております。
造り酒屋さんでは利き酒をしたり、そばやうどんの出店で食事をしたり、名物らしきすいとんを食べたりしながらゆったりとした
時を過ごせました。未だ寒い冬の天候ですが、「寒いときに真壁を訪れた人を暖かく迎えたい」という気持ちが伝わるひな祭りでした。