旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

南京市 中山陵  +++ 2011年10月4日 +++

2011-10-05 22:47:25 | 中国
国慶節の連休で新幹線の指定券がとれるかどうか心配で、南京への旅行をどうしようか迷っていたが、
思い切って10月4日朝、8時にアパートを出発してバスで常州駅に向かった。
切符売り場には想像したよりは顧客が少なく、幸いに希望の時刻ではないが往復の指定席が取れた。
常州と南京間は高鉄(新幹線)で約45分、行きは常州駅10時28分発G7048号、帰りは南京駅17時21分発のG7075号で移動した。
南京駅からは地下鉄を利用。切符の自動販売機には大勢の人が並んでいたが、臨時切符売場を見つけてそこで切符を購入。自動販売機で買うと下の写真の様なコイン状の切符であるが、臨時売場の切符は紙であった。
後にそれが降車駅で幸いした。南京駅前で買った地図で見ると「孝陵衛」下車が近そうなのでそこで下車したが中山陵への出口の案内がない。
そこで駅員に出口はどこかと聞いたところ、ここからはいけない、一駅戻った「下馬坊」で下車だと教えてくれた。幸い臨時販売所で買った紙の切符を渡して下車した時の駅員だったので切符を戻してくれてホームに入れてくれた。
「下馬坊」の駅で下車して中山陵への案内に従って駅を出たが、そこには人影がまばらであまり観光にこないところなのかなと思った。
しかしながら進むにつれて観光バスや大勢の人で道路がごった返してきた。
駅をえでてから約35分、やっと中山陵園入口に到着。国慶節の為か本来80元位の入場料がいるはずであるがゲートは空きっぱなしで無聊で入園できた。
「博愛」の文字が掲げられた碑坊、から一直線に山腹に向かい「天下為公」と書かれた陵門、碑亭、祭営と連なっており壮観である。
際営までの階段は392段でこれは建設当時の中国の人口3億9千2百万人にちなんで決められたとか。
現在の人口は13億4千6百万人、82年間で4倍に人口が増えたことになり驚きである。

【以后??】
今回の旅では碑亭を過ぎて祭営に向かう途中でシャッターを押してほしいと頼まれた馬さんが一人で来たのであれば一緒に行きましょうと誘ってくれたのでご一緒させていただいた。それからはいろいろと会話をしながら楽しい観光となった。
何よりも私にとって思い出になるのは木陰に腰かけて休んでいる時に練習をしていた中国語の歌「朋友」を馬さんと歌えた事だ。周りで休んでいる人たちが聞いていたのも気づかづ歌っていた。歌を練習していて良かったと思った。
馬さんと出会ってから下馬坊駅まで楽しい道のりだった。馬さん本当にありがとうございました。


?次的旅行?,在?了碑亭往祭堂的路上,帮?女士按了相机的快?,看我是一个人,?女士邀?我同行。
由此有了一次?天?地的快?的?光旅程。
最?我印象深刻的是在??下坐着休息的?候,和?女士一起唱歌我??了一首中文歌曲 朋友 。
没有在意周?的人是否在听,就那?唱了。
?歌感?很不?。
?女士一起走?了到下?坊?站?止的愉快旅程。非常感??女士。


玄部湖側から見た南京駅
 


中山陵へ向かう観光客



中山陵入口。今日は入場無料だった



中山陵観光案内図;山ひとつ全てである



最初の門 碑坊



孫文の碑が収まっている碑亭



途中から一緒に観光した馬さん(写真掲載了解済み)由路上一起走了?女士(得到她的?可以后登?)



階段から振り返ってみた遠景



南京駅前にある玄武湖 午後4時過ぎで少し太陽が沈みかけた頃




南京地下鉄の自動販売機で買った切符; 再利用が考慮されたシステムである。



2008年厦門の春節”厦門元宵灯会”

2008-02-19 10:48:36 | 中国
2008年2月7日から中国の春節が始まりました。この時期厦門の白鷺公園では”厦門元宵灯会”の提燈の飾り付けが行われ、毎晩大勢の市民が訪れる。
単なる提燈だけではなく、中国の伝統や時代の流行などを表現した大がかりな造り物が設置され、テーマパークさながらである。
これらは1ヶ月以上前から準備が行われていた。白鷺公園は湖の中洲にり、これらの装飾は水上にまで広がっている。
昨年もこの提燈祭りを見たが、今年は去年を上まり盛大なものに感じた。残念なのは今年は寒波で夜の散策には少し寒すぎたことである。
でも、みなさん楽しそうであった!
「新年好!」



白鷺公園入口の飾付け



白鷺公園の遠望



灯りが燈った夜の風景


体験 中国の結婚披露宴

2007-12-03 17:33:44 | 中国
中国厦門で体験した結婚式のお話し。
この9月と11月に2度社員の結婚披露宴に招待された。まず、招待状であるが真紅の封筒に金文字、案内状は同じく真紅で黒い字で新郎新婦の紹介や日時が記載されていた。正直言って文字が沈んで読みにくい。
当日、招待状には披露宴開始時刻が午後6時30分になっているので10分前には会場に到着との思いで予定を立てていたところ、中国人スタッフから「それでは早過ぎる。2時間も会場で待つのか」と言われた。
それではとアドバスされた7時45分頃に会場へ。確かにパーティーが始まったのは8時20分頃からであった。
中国の結婚披露宴は日本と同様にホテルやレストランで行われる。
結婚式が行われるホテル等のの入口にはピンクの風船で作られたアーチが設けられたり、リボンや花で飾られてハネムーンカーが置かれたりしている。
会場の入口には新郎新婦と付添いの人が立って来賓を出迎える。来賓者はここで祝辞を述べてご祝儀を手渡す。
ご祝儀は日本の様に受付に渡すのではなく、新郎新婦に直接手渡し、それを付添いの人が受け取っていた。
これらの様子を大きなビデオカメラを担いだカメラマンが撮影をしている。
披露宴会場の受付で色紙にサインし、宴席へ。
衣装は日本で言われる洋式で、花嫁はウエッディングドレスで花婿はタキシード。お色直しにチャイナドレスなど。
どこに座るかは決まっていないようで思い思いに親しい仲間同士でテーブルを囲む。
ステージにではスクリーンに新婚さんの記念写真が編集されて映し出されている。これらの写真は結婚式前に予め撮影されたものと思われる。8時を過ぎてウエッディングマーチが鳴り響き、キャンドル隊に先導されて新郎新婦がステージに登場。
司会者が現れていよいよ披露宴の進行開始。
日本と同様にケーキカットやワイングラスのピラミッドの頂上からシャンペンを注ぐ等の新郎新婦の初仕事(?)が行われる。
決まって行われていたのが新郎新婦が向かい合って挨拶形式で額、鼻、そして唇という順にくっつけてキスをする演技(?)である。


変わっていたのはこの流れの中で未婚の女性が集まり、そこにステージの上から新婦がプーケを投げる事。
挨拶は新婦の父親など一人の挨拶のみできわめて簡単。司会者もこれら初めの30分位でお役御免。
各テーブルの来賓は食べたり飲んだりしながらステージ上の進行をショーを見るような感じで見ている。
一通り終わると新郎新婦も円卓の中に座り食事を始め、普通のレストランの光景と同じ様に各テーブル毎に盛り上がっている。
しばらくすると新郎新婦が各テーブルに挨拶に回り、乾杯で祝福を受ける。
終わりに関しては日本の様に「宴たけなわではございますが・・」等の閉めは無く、新郎新婦の挨拶が済んだテーブルから随意帰って行った様だった。
その他結婚に関する変わった風習には次の様な事があった。
一つは最近婚姻届を先にする事が流行っているとか。中には数ヶ月前にする人もいる。
もう一つは厦門では新婚夫婦は3ヶ月間結婚式等に出席できないという風習があるそうである。



フィットネスクラブ in 中国(厦門)

2007-09-15 11:34:42 | 中国

厦門でフィットネスクラブへ通い始めて1年以上になった。ここで色々体験した日本のフィットネスクラブとの違いを纏めてみたい。まず概要であるが
1. スペースはさすが中国、広い。ランニングマシーンの配置などを見るとマシーン 間にもう一台設置できるくらいの余裕がある。
2. マシーンは輸入品が多い。ダンベル等パワートレーニング用品には国産品もあり、重さの単位がkg, ポンド、中国の単位等が有るので注意が必要
3.エアロビックス等のプログラムは日本の様に1日中行われていない。午後5時くらいから始まる。
 次にここで見た日本では考えられない場面を紹介します。
1.服装はお構いなし。
 
バッチリフィットネス用のウエアで決めた人も多いが、ジーンズでトレーニングしている人が比較的多い。驚いたのはバレーリーナーのコスチュームを着てランニングマシーンでトレーニン グしているのを見かけた事である。履物に関して言えば裸足、ぞうり、サンダルの人がいる。健康の為に運動をするのは良いが、もう少し安全を考えてはとご意見申し上げたい。
2. 自己中心主義?
 
エアロビックスダンス教室の例である。既にレッスンが始まって大勢の人が前後 左右に動いている中で、前のプログラムの出席者がスタジオの真ん中にマットを敷いてストレッチを継続している。これをインストラクターも誰も咎めないでレッスンは進行。
 また、携帯電話を自分の足元に置いてダンスしている人も多い。当然移動時に隣の人が蹴飛ばす結果になる。また電話が鳴ればそこで立ち止まって会話を始める。全く信じられない光景である。
3. 器具は使ったら使いぱなし。
 使ったダンベル等を元の所に戻さない、よって数人がダンベルを使ったパワートレーニングをすると足の踏み場も無い位ダンベ
ルが放置されている。それを時折教練指導者たるスタッフがかたづける。危険なエリアだけにもっとマナーを身に付けて欲しものだと思う。
4. エアロビックスダンス
 エアロビックスダンスは非常にハードである。1時間のプログラムの内約40分休み無くぶっ通し。
日本の様にインストラクターが水分補給などの注意や気遣いはしてくれない。全て自己管理。マナーで困るのはレッスンの途中でも堂々と入ってくる。それも後ろの空いているところへならば良いが、込み合っている間に入ってくる。
5. 更衣室
 
ここでも自分本位。汗で濡れたトレーニングウェアをベンチや椅子の上に置きっぱなしでシャワールームへ行く。それも重ねて置くでは無く、パンツ、シャツなどを一つずつベンチに広げて置いて行く。自分がシャワールームにいる間他の人が椅子を使えないで困っていることなどお構いなし。驚いたのはシャワールームの通路で石鹸を泡立てて体を洗っている輩がいた時だ。
  日本と比べてはるかに広いシャワールームなのに何故人の歩行の邪魔になる通路で体を洗う?
  
これは余談だが、中国国家の色(?)の為か男性更衣室で赤色の下着を着けた人が非常に多いのも特長かな?

あれやこれやと習慣の違いやマナーの悪さを見ていやな気分を味わっていたが、一年も過ぎるとそれになじんできている自分も怖い気がする。
いまや中国は経済的に急成長しているがマナーの点でも急成長はありえるのだろうか?北京オリンピックには到底間に合わないだろうが。


厦門で座込みデモ

2007-08-21 17:36:26 | 中国
昨夜9時30分頃、スポーツジムからの帰りのバスが市政府庁で渋滞に巻き込まれた。
前方を見ると道路に数十人の人が座込み、上下線とも交通を遮断していた。
幸いこの地域の道路は片側がバス以外は一方通行になっていたので大部分の車が反対側車線をUターンしたのと、歩道に近い側道を車が通れたので大きな渋滞にはならなかった。
バスも側道を走り、バスが座込みをしている横を通貨する時に様子を見たが、デモ隊以外に警官が2,3人しか見えなかった。
その内の一人はデモ参加者の写真撮影、一人はデモの代表者らしきと話し合いをしていた。
過っての中国のイメージではこのようなデモがあると警官が強制排除するのではないかと思ったが、穏やかな感じであった。
プラカードも何も見えなかったのでデモの目的は解らなかった。
それにしても今年6月に化学プラント建設反対の大がかりなデモ以来、タクシーのデモ、他これで3件目のデモである。
これは厦門特有のことなのか、中国全土のことなのか解らないが何か中国が変わっているように感じた。