英王室の側近もついにキレた!ヘンリー王子が先週、米人気ポッドキャストに出演し、父親チャールズ皇太子が自分を苦しめ続けたなどと猛批判したことに王室の上級職員が反応。王子夫妻に対し、さっさと称号を返上するよう強く求めた。
ある上級職員は英紙デーリー・メールに「エジンバラ公(フィリップ殿下)が亡くなったばかりのこんな時期に、女王に対して(ヘンリー王子は)よくこんな事ができるなと国民は呆れている」と語り、憤った。
その上で、公爵の称号を含む残り全ての王室タイトルをすぐにも放棄するよう訴え、「サセックス公(ヘンリー王子)はこれまで自分は一般市民と何も変わらないと強調し、自分を傷つけたという王室を攻撃してきた。
もしそれほどまで嫌いなら、そんな組織の称号なんていらないだろうと皆思っている」と吐き捨てた。
ヘンリー王子は13日、米映画監督で俳優のダックス・シェパードと女優モニカ・パッドマンのポッドキャスト番組「アームチェア・エキスパート」に出演。
チャールズ皇太子は「自分が両親に扱われたように私を扱った」とし、親に傷つけられたことを今度は自分の息子にしたと非難した。
そのため、自分は王室の〝負の連鎖〟を断ち切ると断言し、自分は子供たちに同じ苦しみを与えないとした。
この一連の発言に王室の側近が反応したものだが、バッキンガム宮殿の上級職員が、離脱したとはいえ王族を糾弾することは異例だという。
英王室を離脱後、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が“終の住処”に選んだカリフォルニア州サンタ・バーバラは、富裕層が多く暮らす全米屈指の高級エリアである。同地に移住してからのヘンリー王子は、トーク番組やインタビュー、豪華セレブが集まるチャリティーイベントなどに出演し、ハリウッドセレブさながらの活動を精力的に行っている。
同地にはあの衝撃インタビューで司会を務めたオプラ・ウィンフリーやアリアナ・グランデ、俳優ロブ・ロウら多数のA級セレブ達が居を構えているが、俳優オーランド・ブルームとは互いにテキスト(SMS、ショート・メッセージ・サービス)を送り合うほど親しい付き合いをしているようだ。王子は米時間13日に出演したポッドキャスト『The Armchair Expert』の中で、オーランドと共有する「ある情報」について次のように明かした。
「ちょうど2日前だったよ、オーランド・ブルームがメッセージを送ってきたんだ。彼は僕の近所に住んでいるんだけど、パパラッチのこともあって彼とはよく連絡を取り合っているんだ。」
ともにイギリス出身でパートナーがアメリカ人という共通点を持つヘンリー王子とオーランド。ヘンリー王子には2歳の息子アーチーくんが、オーランドには前妻ミランダ・カーとの間に10歳の息子フリンくん、婚約者ケイティ・ペリーとの間に生後8か月の娘デイジーちゃんがおり、「大切な家族をパパラッチから守りたい」という思いも共通している。
そんな“ご近所さん”のオーランドから送られてきたメッセージには、彼のセキュリティスタッフが撮影したパパラッチ男性の写真があったという。ニット帽を被り耳にEarPodsを装着した長髪のこの男性は、4WD車の後部座席にカメラを構えながら身を潜め、この界隈を行き来するセレブのシャッターチャンスを狙っていたようだ。明らかにパパラッチだと気付かれないようにするために車の運転席には女性が座っていたそうで、ヘンリー王子はこのような手口で写真を撮影しようとするパパラッチやそんな行動が許されている状況を、
「これのどこがノーマルだっていうんだろう、こんなことがどうしてまかり通るんだ?」
と嘆くのであった。
イギリスを去った理由の1つに「執拗なパパラッチの存在」を挙げていたヘンリー王子は、故郷では常にうつむいたり帽子を目深にかぶったりしながら徹底的にカメラを避けていた。現在も自宅界隈でパパラッチに狙われることはあるものの、移住後は状況もかなり改善された様子だ。
「ここ(カリフォルニア)では頭を上げられるし(イギリスとは)違うね。肩に力が入ることもなくなったよ、メーガンもそれは同じさ。」
王室離脱の決断に関しては、世間から「故郷を捨てた」「家族を見限った」と後ろ指をさされることも少なくないヘンリー王子。しかし本人は以前より自由かつ安全な現在の暮らしを謳歌しているようだ。妻メーガン妃、愛息アーチーくん、そして間もなく誕生予定の娘と一家で散歩に出かける際には、“ご近所さん”オーランドから寄せられる「パパラッチ情報」が大いに役立つことは間違いなさそうである。
画像1枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年7月14日付Instagram「This evening, The Duke and Duchess of Sussex attended #TheLionKing European premiere in London at the Odeon Theatre.」』のスクリーンショット(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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ヘンリー王子は「洗脳」されており、家族である王室の人々を「罰する」ために「傷付けた」と、王室伝記作家アンジェラ・レビンは語った。
王子の伝記『Harry: A Biography of a Prince』の著者であるレビンは、テレビ番組「グッドモーニング・ブリテン」に出演。
ヘンリー王子が出演したポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」で語った内容について、王子は「洗脳されており」王室はもはや彼を信頼できなくなっているように感じるとした。
「ひどいことだし、本当に不快だ」と、レビンは語った。
「自分の子供に、家族と関わらせないようにするなんて、とても良いことではない。言いようのない、冷酷な残酷さだ」
番組のホストの1人であるケイト・ギャラウェイが、ヘンリー王子はインタビューで自分の家族を標的にしたわけではないと指摘すると、レビンはこう答えた。
「彼は自分が何を言いたいか、完全に分かっていると思う。
彼は(王室の)彼らを罰するために傷付けたいのだ。もう王室は彼を信頼できないと思う」
今回、レビンがコメントしたヘンリー王子のポッドキャスト出演だが、そこで彼は王室について多数の暴露話を披露していた。
父親であるチャールズ皇太子については、家系に付きまとう「痛みや苦しみ」の「サイクル」を自分に受け継がせてきたと語った。
2017年からすっかり様変わり自らの長男アーチーは、チャールズ皇太子が自らを育てたのとは違う方法で育てると誓っていた。
父親は「彼自身がそう扱われてきたように、私のことも扱っていた」という。
さらにヘンリー王子は、王室メンバーとしての人生について、映画『トゥルーマン・ショー』や動物園のなかで暮らしているようなものだったと語った。
レビンは、2017年にヘンリー王子の伝記を書く際、彼と直接やり取りをしていたという。
様々な仕事で関わり、何度も本人を取材した彼女だが、当時のヘンリー王子は「素晴らしかった」と語る。
だが現在は、すっかり様変わりしてしまったというのだ。 headtopics.com
「1年以上も彼と過ごしたが、彼は素晴らしかった! 彼はポジティブだった。問題は抱えていたが、自分を被害者だと見なしたりはしなかった。現在はひどい洗脳にあっているように見え、最大の被害者になっている」
ヘンリー王子、過去の衝撃流出写真についてコメント「荒れてた頃は気が付いてなかった」
セレブ&ゴシップ
英王室を離脱し、米カリフォルニア州にてメーガン妃と息子アーチー君とともに暮らしているヘンリー王子。2012年にリークされてしまった、衝撃の流出写真について珍しくコメントした。
【写真】かつては“やんちゃ”だったヘンリー王子 ヘンリー王子は、今でこそ家族思いの夫で父だが、20代にはパーティー好きで知られ、ハメを外した姿を撮影した写真が流出してしまったことも一度ではない。そんな中でも一番有名なのが、米ラスベガスで撮影された2012年のものだろう。
そんなヘンリー王子が、この度ダックス・シェパードのポッドキャスト「Armchair Expert」に出演し、珍しくこの件についてコメントした。
冒頭ダックスが、「お会いできて本当にうれしいです。正直に言ってしまうと、僕はロイヤルファミリーについて誰よりも知識がないんです。少なくとも僕の周囲では。
あなたは僕が知っている唯一のロイヤルファミリーで、何故知っているかというと、ラスベガスで撮影された全裸のスゴイ写真の人だから」と話しを振り、
さらに「あの写真を見て、コイツは良い体をしてるじゃないか!と思った。すごく(体が)引き締まってるよね」とコメント。
これにヘンリー王子は、「なんかおかしな感じになってきたぞ」と返し、「あれはアフガニスタンに派遣される数週間前だったんだ」と当時の状況を説明した。
この後ダックスが、かつてパーティー三昧だったことや、今は断酒していることに触れると、「それには理由があるんだよ」とヘンリー王子。
「生い立ちや、トラウマ、痛み、苦しみ等、起きたこと全てがその理由だったんだ。不意に、自分がドラッグやパーティー三昧の生活を行ってることに気が付くんだ」
「他にも、どれだけ多くの人が同じようなことをしてるか見てごらんよ。その時は気付かないものなんだ。
僕自身も、荒れてた頃は気が付いてなかった。
当時は『20代なんだから、いいじゃないか。これこそ若いうちにやることだろ?』と思っていた」と当時を振り返った。
2017年にウィリアム王子とキャサリン妃と一緒に、メンタルヘルスの問題に取り組むチャリティ団体Heads Togetherを立ち上げたり、
今年3月には、メンタルヘルスケアを提供する新興企業の責任者に就任するなど、メンタルヘルスのケアに取り組んでいるヘンリー王子。その重要性を身をもって知っているようだ。