[2023年9月3日9時19分]
ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月撮影)
英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(42)夫妻が1日、米ロサンゼルスで行われた米歌手ビヨンセのコンサートを楽しむ姿がキャッチされた。
ビヨンセは現在、世界ツアー「ルネッサンス」を敢行中で、SoFiスタジアムで1日から3公演を行っている。
SNSには、初日に会場にいたファンが撮影したVIP向けプライベートボックスで鑑賞する夫妻の様子が投稿されている。
メーガン妃の母ドリア・ラグランドさんも一緒にいることが確認でき、妃は曲に合わせて歌ったり、踊ったりして盛り上がっている一方で王子は隣で携帯電話をいじったり、ポケットに手を入れたままステージを見つめている。
米ニューヨーク・ポスト紙によると、4日に42歳の誕生日を迎えるビヨンセは、自身の星座「おとめ座」に合わせて8月23日から9月22日までに開催される公演を訪れるファンに、シルバーのファッションを身に着けて参加するよう呼びかけており、妃もこれに応じて白のトップスにスパンコールを施したシルバーのペンシルスカートを合わせた装いで参戦。
王子もグレーのシャツの上にシルバーのジャケットを着用し、ドレスアップしている。
ヘンリー王子とメーガン妃は、王室を離脱する前年の2019年に英ロンドンで行われた映画「ライオン・キング」のプレミアに出席し、主人公シンバの幼なじみナラ役を演じたビヨンセと夫ジェイズ・Z夫妻と初対面し、レッドカーペットで会話を楽しむ様子が報じられていた。
また、王室離脱後に王子夫妻が出演したインタビュー番組で妃が王室で人種差別を受けたことを告白した際には、ビヨンセは公式サイトに「メーガン妃の勇気とリーダーシップに感謝します。私たちは皆、あなたによって力づけられ、インスピレーションを受けています」とメッセージをつづって支援を表明していた。
メーガン妃は先月、同じくSoFiスタジアムで開催された米歌手テイラー・スウィフトのコンサートを友人と共に訪れ、ノリノリではしゃぐ様子も目撃されていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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リヘンリー王子(38)が手がけるドキュメンタリー番組の配信がNetflixでスタート。番組内でヘンリー王子は、自身が抱えていたメンタルヘルス問題について言及した上で、英王室からサポートが得られなかったことを明かした。
Netflixで配信がスタートした新作ドキュメンタリー番組『ハート・オブ・インビクタス -負傷戦士と不屈の魂-』の中で、同作を手がけたヘンリー王子(38)が王室批判とも取れる発言を連発。その内容が注目を集めている。
2022年9月、独ノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフで開催されたインビクタス・ゲーム開催1年前の記念式典に出席した際のヘンリー王子 Photo : Getty Images
2023年8月30日(日本時間)に公開された同番組は、2014年にヘンリー王子が立ち上げた負傷軍人のための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」がテーマになっており、ヘンリー王子自身も出演。大会を立ち上げた理由や、これまでの道のりを語っている。
2014年9月、英ロンドンで開催されたインビクタス・ゲームの閉会式でスピーチをした際のヘンリー王子 Photo : Getty Images
全5話で構成された同番組の中で最も注目を集めているのは、ヘンリー王子が自身が抱えていたメンタルヘルスの問題について明かしたシーン。
王子は、当時12歳で母ダイアナ元妃(享年36)を亡くしたことをきっかけに、感情表現が困難になった時期があると告白。続けて、「(当時は)周囲に本当の意味で助けてくれる人がいなかった」と王室のサポート不足を批判している。
2008年1月、アフガニスタン南部ヘルマンド州にある前方作戦基地の宿舎で撮影されたヘンリー王子 Photo : Getty Images
ヘンリー王子によると、当時の王子はダイアナ元妃を亡くしたトラウマから、長い間「感情がなくなってしまい、泣くこともできなくなってしまった」そう。
その後、王子はアフガニスタンでの従軍経験を経て、28歳の時に帰国。番組内で応じているインタビューで王子は、帰国時に初めて、それまで溜まっていた感情が爆発したという経験を語っている。
1995年9月、英バークシャー州イートンで撮影された(左から)ダイアナ元妃とヘンリー王子、ウィリアム皇太子 Photo : Getty Images
さらに、ヘンリー王子は「(当時は)支えてくれる体制もネットワークも、実際に私の心に何が起きているかを知るための専門家のアドバイスも、何も得られなかった」と振り返り、自身が王室からのサポートを受けることが出来なかったことを告白。英王室の体制に苦言を呈した上で、退役軍人への周囲のサポートの重要性を指摘した。
2021年7月、英ロンドンのケンジントン宮殿で行われた、ダイアナ元妃の銅像の除幕式に出席した際の(左から)ウィリアム皇太子とヘンリー王子 Photo : Getty Images
王室を離脱して以降、様々な方法で王室批判を繰り広げているヘンリー王子。今年7月には、ヘンリー王子が兄であるウィリアム皇太子(41)に電話で連絡を取り、「ロンドンに戻って、国王に仕える意思がある」と伝えたという衝撃的なニュースが報じられた。
しかし、その1カ月後の先月上旬には、英王室のウェブサイト内にあるヘンリー王子のプロフィールページが修正され、離脱以降変更されていなかった「殿下」の称号がついに削除されたことも判明。
離脱から約3年半が経っても、ヘンリー王子と英王室の溝はなかなか埋まらないようだ。
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セレブ / By Mashup Reporter 編集部 / 2023-09-03
1日、カリフォルニア州イングルウッドで開催されたビヨンセのコンサートを訪れたメーガン妃とヘンリー王子。ファンがSNSに投稿した写真には、退屈そうな表情を浮かべた王子が写っており、「人質に取られたかのようだ」と心配する声が上がった。
PageSixによると、夫妻はメーガン妃の母親ドリア・ラグランドさんの67歳の誕生日を祝うため、コンサートに出かけたという。
写真には、SoFiスタジアムのVIP席で、メタリックシルバーのスカートにタンクトップ姿のメーガン妃がドリアさんらと共に、両手で手拍子を取るなど、盛り上がる姿が撮影されている。一方、メーガン妃の隣にいたヘンリー王子は、むっつりした表情で視線は別の方向にあり、ポケットに手を入れ、棒立ちという対照的な様子だった。
PageSixは、メーガン妃が拍手を送るなか、携帯をチェックしている写真も掲載している。
Xのユーザーからは、「心底飽き飽きしている」「こんな歌知らないって感じ」「悲壮感漂っている」「見るからに不機嫌。興味なさそう」「ヘンリー王子とベン・アフレックは、地球上で最も哀れな既婚男性だ。自業自得だけど」などのコメントが投稿されている。
このほかには「妻の実家に招かれ、バーガーとチップスを差し出された時の私」「ヘンリー王子は、ビヨンセのコンサートに連れてこられた夫/彼氏を代表している(笑)」といった同情を示す声も。
ヘンリー王子は先月、チャリティイベントに出席するため、日本とシンガポールを訪問していた。
王子が羽田空港に降り立った際、リラックした表情を見せていたことから、ファンからは「メーガン妃がいない方が幸せそう」「ロイヤル・スマイルが戻った」と歓喜の声が上がっていた。
ビヨンセとの交流は?
夫妻とビヨンセは2019年7月、実写版『ライオン・キング』のロンドン・プレミアで初めて対面した。ビヨンセは同作品で、シンバの友人ナラの声優を務めた。
夫のジェイ・Zと共にレッドカーペットに登場したビヨンセは、夫妻に、同年6月に生まれた長男アーチー王子について「とっても可愛らしい赤ちゃんね」と語りかけたという。
この年の2月、ビヨンセはインスタグラムで、音楽の祭典ブリット・アワードでの受賞を報告すると共に、メーガン妃の懐妊を祝福するメッセージを投稿。夫妻の後ろには、メーガン妃が王冠をかぶったモナリザ風の肖像画が掲げられていた。
ビヨンセは、英王室による人種差別についても、メーガン妃を支持するコメントを公表している。
メーガン妃は2021年、オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、王室で人種差別的な扱いを受けたことを示唆し、メンタルヘルスの問題を抱えていたことを明かした。
放送後、ビヨンセは自身のウェブサイトを更新し、「メーガンの勇気とリーダーシップに感謝します。われわれは勇気付けられ、刺激を受けました」と投稿していた。
昨年配信されたNetflixのドキュメンタリー番組「ヘンリー&メーガン」でも、メーガン妃が、ビヨンセからテキストメッセージを受け取る場面が放送された。
ビヨンセからの連絡に、カメラ目線で「まさか!」と驚くヘンリー王子に対し、メーガン妃は「私の勇気やもろさを称え、無事を祈ってくれている」とメッセージの内容を説明。ビヨンセが自分のことを「何世代にもわたる呪いを打ち破るために選ばれた存在だと思っている」と誇らし気に読み上げた。