ツイッターで、最近この方の育児ツイートがタイムラインに上がってくるのが楽しみだ。
↑ある日の父と子の会話。
↑昨日はこんな感傷的なつぶやき。
辻さん特有の自意識の強い表現に最初はこそばゆい感じがしたけれど、読み慣れてくると、悪くない。
別れた奥さんには、こうしたツイッターはボディブローに違いなく、もしかして元奥さんへのあてつけ?なんて、最初の頃は少なからず穿って見ていた。でも、まあそれがゼロではないにしても、辻さんは、いいお父さんとお母さんの一人二役をかなり一生懸命に、頑張ってこなしている。間違いなく。
びっくりするくらい手の込んだ料理をつくり、子ども部屋を掃除して、学校の送迎や保護者会にも参加、誕生日会の準備まで万全に整え、やや過剰ともとれる手の掛け方で、息子さんを大切に育てている。
ツイートに登場するのは、そんな完璧イクメンの辻さんの姿だ。
こうした父と子の幸福な生活風景を垣間見ると、母性って、なんだろうな、って思ってしまった。みんなが当たり前に使う母性って言葉。女の人一般、あるいは母親固有の性質とも考えられているけれど、これ、男の人の中にも育まれるものなんだね。もっと言えば、男性の中にもこの母性の素質を強く持っている男性というのがいるのだろう、きっと。
辻さんがそうかもしれないし、うちのダンナも、まさにそのタイプ。歯磨き、着替え、寝かしつけなど息子を甲斐甲斐しく世話したり、一緒に遊ぶ時の様子を見ていると、私なんかよりずっと母性にあふれた印象がある。「自分より常に息子優先」の姿勢も、私にはとても真似できない。
ある時、ママ友さんたちとの会話で、「万一離婚したら、子どもは絶対私を選ぶ」と断言するママがいたけれど、私自身はとても断言できないなーと思った。
むしろ、ものすごく怪しい。息子、私を選ぶかなー。息子の選択以前に、息子は夫と二人でも辻さん父子みたいに幸せに生活できる気がするし、私といた方が絶対幸せなんて材料だって見当たらない。経済力も含めて、もしや、私の出る幕なんぞないのでは、なんて気にもなる。
辻さんの別れた奥さんは、子どもを捨てて恋人を選んだ、母より女をとった、子どもには母親が必要なのに可愛いそう、と相当バッシングされたけれど、これもあまりに短絡的かもしれない。
夫への嫌悪はどうすることはできないものでも、最愛の息子を託してもいいくらいに、夫の息子への愛情には信頼を置いてたのだと思うのだけどな。
まあ、有名人お二人の実際のところはわからないけれど、私のように、夫との母性対決で白旗を上げる母親もいるわけだから、「父親より母親」的な考え方も、こと子どもの問題で母親ばかりが責められる空気にも、どうも違和感を強くしてしまう。
ちなみに、私は、近所のママ友さんの自信の発言を讃えつつも、実はどこかで自分の立ち位置も誇らしく思っていたりする。
「私がいないと息子は絶対に不幸」とか「息子は私が育てるのが一番いい」という風に考えるのは、母親の自尊心を満たす甘いものではあるけれど、「自分がいなくても息子は幸せに育つ」という私の中の信頼感や安心感って、実は私にも息子にも幸せなことだよなーと。
でも、つきつめると、エライのは私ではなく、キャパの大きい夫ってことになってしまうのね。
とりあえずは、息子と離れ離れになりたくないし、離婚するようなことにならないようにしよう。
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ババ、痩せすぎだよ、食べなきゃ。十くん、太り過ぎだよ、運動しなきゃ。ババが美味しいもの作るから食べちゃうんだよ。ババのせいだ。十くんが美味しくないと食べないからだよ。人のせいにするな! 笑。 日々、こんなやりとりざんす。
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) 2015, 2月 3
↑ある日の父と子の会話。
前回おいらの日本出張中に、十くんを預かってくれた友達のご両親から、メールがきた。「パパにもしものことがあったら、僕は生きてはいけない」と彼らに打ち明けたらしい。泣。うん、そうか~、心配かけてすまないなり。大丈夫、パパは不死身だから。
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) 2015, 2月 6
↑昨日はこんな感傷的なつぶやき。
辻さん特有の自意識の強い表現に最初はこそばゆい感じがしたけれど、読み慣れてくると、悪くない。
別れた奥さんには、こうしたツイッターはボディブローに違いなく、もしかして元奥さんへのあてつけ?なんて、最初の頃は少なからず穿って見ていた。でも、まあそれがゼロではないにしても、辻さんは、いいお父さんとお母さんの一人二役をかなり一生懸命に、頑張ってこなしている。間違いなく。
びっくりするくらい手の込んだ料理をつくり、子ども部屋を掃除して、学校の送迎や保護者会にも参加、誕生日会の準備まで万全に整え、やや過剰ともとれる手の掛け方で、息子さんを大切に育てている。
ツイートに登場するのは、そんな完璧イクメンの辻さんの姿だ。
こうした父と子の幸福な生活風景を垣間見ると、母性って、なんだろうな、って思ってしまった。みんなが当たり前に使う母性って言葉。女の人一般、あるいは母親固有の性質とも考えられているけれど、これ、男の人の中にも育まれるものなんだね。もっと言えば、男性の中にもこの母性の素質を強く持っている男性というのがいるのだろう、きっと。
辻さんがそうかもしれないし、うちのダンナも、まさにそのタイプ。歯磨き、着替え、寝かしつけなど息子を甲斐甲斐しく世話したり、一緒に遊ぶ時の様子を見ていると、私なんかよりずっと母性にあふれた印象がある。「自分より常に息子優先」の姿勢も、私にはとても真似できない。
ある時、ママ友さんたちとの会話で、「万一離婚したら、子どもは絶対私を選ぶ」と断言するママがいたけれど、私自身はとても断言できないなーと思った。
むしろ、ものすごく怪しい。息子、私を選ぶかなー。息子の選択以前に、息子は夫と二人でも辻さん父子みたいに幸せに生活できる気がするし、私といた方が絶対幸せなんて材料だって見当たらない。経済力も含めて、もしや、私の出る幕なんぞないのでは、なんて気にもなる。
辻さんの別れた奥さんは、子どもを捨てて恋人を選んだ、母より女をとった、子どもには母親が必要なのに可愛いそう、と相当バッシングされたけれど、これもあまりに短絡的かもしれない。
夫への嫌悪はどうすることはできないものでも、最愛の息子を託してもいいくらいに、夫の息子への愛情には信頼を置いてたのだと思うのだけどな。
まあ、有名人お二人の実際のところはわからないけれど、私のように、夫との母性対決で白旗を上げる母親もいるわけだから、「父親より母親」的な考え方も、こと子どもの問題で母親ばかりが責められる空気にも、どうも違和感を強くしてしまう。
ちなみに、私は、近所のママ友さんの自信の発言を讃えつつも、実はどこかで自分の立ち位置も誇らしく思っていたりする。
「私がいないと息子は絶対に不幸」とか「息子は私が育てるのが一番いい」という風に考えるのは、母親の自尊心を満たす甘いものではあるけれど、「自分がいなくても息子は幸せに育つ」という私の中の信頼感や安心感って、実は私にも息子にも幸せなことだよなーと。
でも、つきつめると、エライのは私ではなく、キャパの大きい夫ってことになってしまうのね。
とりあえずは、息子と離れ離れになりたくないし、離婚するようなことにならないようにしよう。
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