鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

ソ連軍制服が届きましたよ。

2009-05-15 01:45:05 | 軍事
と言う訳でタイトルのように本日(時間的には昨日ですが)ソ連軍制服ともうひとつ別個に落札した輸入物ビデオが届きました。
と言う訳で、紹介と解説をば。



ヤフオクに出品された方の話によるとモスクワで購入されたとのこと。
肩章はWWⅡ時に改定された地味な野戦型と同型になっています。
制服にも用いるようになったのは確か1969年辺りからなので、それ以降に作られたか着用されたということになるでしょうか。
資料が見つからないので今のところ言えるのは階級が佐官らしいと言うことだけです。
兵科色のラインは赤なので陸軍だと言うことが分かります。



記章部の拡大写真。
左下のバッジはソ連軍親衛隊員章(グバルディア)。
いわゆる親衛部隊の隊員章で、ある意味エリートの証でもあります。
襟章の色は赤紫ですが、これが何科をあらわすのかがいまいち不詳。



略綬に関してはまとまった資料があまり無いため確証が持てないのですが、表にまとめるとこうなります。

レーニン生誕100年記念メダル 大祖国戦勝30周年記念メダル 大祖国戦勝20周年記念メダル
大祖国戦争労働献身記章    ソ連軍40年記念章        武装勢力設立50周年章
勤続10年章            勤続15年章            勤続20年章

このうち一番古いのが大祖国戦争労働献身記章で、1941-1945の対独戦で勇敢な働きにより勝利に寄与した兵士・民間人に与えられたものです。つまりこの軍服の持ち主は少なくとも大祖国戦争を経験した設定になるわけです。設定とか言うとアレですが。
いやー、ソ連軍装関係の資料って意外と少ないもんですな。
今回の記事に関して何か補足・訂正など御座いましたら是非にお知らせください。




で、話変わってこれが別個に落札した輸入ビデオです。タイトルは「The Occult history of The Third Reich」。
要するにトゥーレ協会だの聖杯だの祖国遺産協会だの聖槍十三騎士団((C)Dies Irae/light)だのといったナチス関連のオカルト話の集大成…らしいです。
らしいです、というのはつまり全編通して字幕も無しの完全リスニング英語なので内容が極めて把握しづらいからです。まあ映像を見てるだけでも十二分に楽しいんですが。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿