宮城県は18日、県内の丸森町と大崎市で採取された牧草のサンプルから、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
県は今月11日、県内3か所の公共放牧場で牧草を採取し、放射性物質の量を測定した。丸森町のサンプルからは一キロあたり1530ベクレル、大崎市のサンプルからは一キロあたり350ベクレルの放射性セシウムが検出された。これは、国が乳牛と肉牛に対して定めた暫定規制値の300ベクレルを超えている。
県は、今後の調査で「利用可能」と確認できるまで、県内全域で乳牛と肉牛への牧草の利用を見合わせることなどを畜産農家に要請した。
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今沿岸部での水産業復興作業が進められております。世界3大魚場である三陸は、海苔やわかめや昆布などの海藻はもちろん、魚影もある海の幸豊かな場所です。
もしも・・・
三陸で獲れる海の幸から放射性セシウムが検出されたら・・・
懸命に復興しても収穫できない海となってしまったら、水産関係者の未来はいったいどうなってしまうのだろう。
電気の普及は産業を進展させたのかもしれません。けど、自然を破壊するその代償はあまりにも大きすぎます。
原発の一日もはやい終焉を願っています。