ロンドンオリンピックも開幕し、世の中オリンピックムード??になっているのでしょうか?
しかし個人的にこの度のオリンピックに興味が沸きません
分かってはいたことですけど、このところの商売の行き詰まりに気持ちが凹み気味
昨年は三陸水産加工品が品薄状態である程度売れ、また震災見舞いのお返しなどで、お得意さんが震災で減った分カバーできたのですが、今年は予想していたように厳しさを増しています[m:57]
仕入れ値も高い、業務用のお得意さんの多くが廃業&原発問題で長期の休業、付け加えてお得意さんに使ってもらっていた「御中元」などもない・・・
ブログでは良い情報、良い事を書きたいけど、どっかで吐き出さないと前に進めないくらい状態悪いです。
もちろん自分だけではなく、被災地域&被災地域にお客さんを抱えていた企業では同じ悩みを抱えていることは間違いありません。
とまぁここ3ヶ月くらいはこんな近況でありますここまで余裕がないと他のことは楽しむことが出来ないのが本音ですね
さてさてそんな中また本を読んでいます。
「シベリアの鎖」
「樺太終戦記」
樺太生まれのばあちゃんが持っていた古い本で、作者は樺太の新聞記者の知人だとかで昔自宅に遊びに来たとき頂いたそうです。
【でっち上げの罪で逮捕され、極寒のシベリア強制収容所に送られた悲惨な多くの日本人達。作業に行くのも帰るのも無気力で、極僅かに支給される食事で常に餓死と隣り合わせ。悲観し続け毎日涙を流した日々で「日本に帰りたい」と生き続けた10年の日々・・・日本へ引き上げの船から舞鶴港に下りた時、帰る者も迎える者も皆涙で何も見えなかった】
現代の生活と比べればこの時代はまさに地獄絵図です。
今の自分の悩みなど思い悩むほどでないと反省させられます。
人間はどん底に落ちても少しの「希望」がある限り行き続けることが出来るようです。
戦時中は「贅沢は日本の敵」なんてスローガンがありましたが、贅沢に慣れてしまうと人間を弱くしてしまうのも確か。
不況だろうが震災不景気だろうが希望をもって仕事しなければと「喝」を入れられた本でした。
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