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「ブッダが教えた「業(カルマ)」の真実」 アルボムッレ・スマナサーラ 

2014年01月08日 | お釈迦様

「業が深い」とか聞くことがあるけど、「業」って何?てことで、読んでみました。

ブッダが教えた「業(カルマ)」の真実 (初期仏教の本)

【仏教の「業(カルマ)」の定義は、「意志をもって行う行為とその結果」(「意思を持ってなされた善悪の結果を出す行為」)というものです。前世や過去世に限らず、私たちが今ここで意志をもってしている行い、考えること、しゃべること、身体を使って何かをすることも、すべて「業(カルマ)」ということになります。
つまり、「業(カルマ)」について学ぶということは、自分が幸福になるために、あるいは不幸にならないために、どのように心と身体の行為を管理していけばいいのかを勉強することなのです。】

命とは業。命の材料は業である。
業は相続するもの。「生きるエネルギー」 業は他人には管理不可能。
業の相続によって、今の生き方が反映されない人生になることもある。
業は起源。業とは自分そのもの。創造者というのは、業。
業は親族。生まれて・生きて・死ぬ、そのメインプログラム三つを業がやっている。
「ついている」「ついてない」は業の働きによるもの。
舞い上がっている時に足を引っぱるのも、困った時に助けになるのも、自分自身の業の力。
業が生命に差をつける。一人ひとりが違う。均等は成り立たない。生命は本来平等ですが、同一にはなりません。
(人を差別するために、社会の不公平を認めるために、権力を誇示するために、業という概念に逃げる人もいますが、それは間違っています。あと、先祖がどうの過去世がどうので物を売ろうとする人は詐欺だからね。気をつけましょう。)
どんな生命も業の量は同じ。輪廻転生するだけ。
「一切の生命は平等である。しかし、生命には個性があるので同一にはならない」

業は因果法則の一部でしかない。業は絶対的なものではない。業も無常なる現象。

業は、業だけではたらくわけではなく、意志も環境も関係します。ですから、私たちは業を気にする必要はないのです。たとえ業が善くなくても、舵を操作することで生きる道を変えられます。操縦桿を握っているのは、自分なのです。自分の人生を、正しく好きな方向へ操縦すればよろしいのです。

「あなた方が気にするべき大事な業は『意志』だ」
考えてはいけない四つのこと 
「ブッダとは何か」「禅定(悟るための修行法?)とは何か」「業と過去」「世間(宇宙)の考察」
(う~ん、どれも難しいね・・・ 考えないでおこう)

過去の業は無視する、放っておくことにするのです。過去ではなく、つねに「今こうなっちゃったから、どうしましょう」という、たったそれだけに集中します。
「意志によって新たな行為をすることが業である」

どのように生きるか、ということこそ大事です。どのように生きるのかがテーマです。「なぜ、生まれたのか」「なぜ、このように生まれたのか」ではないのです。今さら「何のために生まれた?」などという問いは時間の無駄です。

人間はみんな、善い業で生まれます。悪業で生まれることはありません。悪業からとにかく身を守って生きるのがよいのです。

・・・日々大量に善を行い、善業になる業をためる生き方です。毎日毎日、・・・とん(欲)じん(怒り)ち(無知)の反対のことをやって・・・いつでも、何か善いことをして貯めるのです。すると、善行為で忙しいので、過去の悪い業に結果を出すチャンスがなくなります。
降りかかる悪業があったとしても、私たちが善行為をすることで忙しければ、けっこう悪いことから逃げられるのです。

慈悲喜捨の念で生きていると、何をやっても善行為なのです。
感情をかき回す「妄想」をやめることです。理性は善です。

悪業から身を守る方法「善行為」「慈悲喜捨」「妄想をやめる」
4つめは「智慧を育てる」

>世の中の学問を学んでも、智慧は現れません。
(まあ、そうですね。世間の学問だけでは難しいね。)
>アインシュタインの本を読んでも無智になるだけです。科学者の本を読めば読むほど、無智になりますよ。
(ええ~? だって、スマナサーラさんだって読んでるでしょ。聖書にしても何にしても、色々な本を読んでるから意見が言えるのでしょ。)
>なぜなら、欲がどんどん現れてくるからです。
(楽しいですが。ブッダの真理と繋がるところもあると思いますし。欲・・・ねえ。人によるのでは?)
>ですから智恵が現れてほしければ、ブッダの説かれた真理を学ばなければいけない。・・・ブッダの教えを学ぶしかありません。
(う~ん。ブッダの真理はわかりますが、やっぱり色々なことを冷静に見る、知ることは必要かな、と思うのですが…読まないことには分かりませんし、判断しようがない。まあ、欲に走らないように、先にブッダの真理を学んでおくことは必要かも。)

スマナサーラさん、この点だけはちょっと言い過ぎのように思いますね。やっぱり宗教家?
(お釈迦様は「何でも確かめなさい、信じるな」と言われてます。無智になるかどうか確かめてみましょう 欲や盲信にならないように気をつければ、何を読んでも自由だと思いますよ。)

勉強になりました。

星4つ

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