自分次第 （お釈迦様の言葉）

現代（文明）人は家や財産を持ち、お金がなければ生活できない社会に住んでいるので生きるのが大変です。家や財産が無くても、困った時には助け合いながらもそれぞれの自由を尊重し、分け合い、明るくのんびり暮らせる社会がいいなあと思うのですが、
助け合える社会でなければ全く文明がないと、それはそれで大変。まあ、社会はどうあれほどほどのところで、満足して（小欲知足で）暮らしていければいいかなあ。

昨日のつづき・・・

 

１６１　自分がつくり、自分から生じ、自分から起こった悪が智慧悪しき人を打ちくだく。ー金剛石が宝石を打ちくだくように。

１６２　極めて性（たち）の悪い人は、仇敵がかれの不幸を望むとおりのことを、自分に対してなす。蔓草が沙羅（しゃら）の木にまといつくように。

１６３　善からぬこと、己のためにならぬことは、なし易い。ためになること、善いことは、実に極めてなし難い。

１６５　みずから悪をなすならば、みずから汚れ、みずから悪をなさないならば、みずから浄（きよ）まる。浄いのも浄くないのも、各自のことがらである。人は他人を浄めることができない。

 

悪因悪果。悪いことをすれば必ず悪い結果が返ってくるということですね。自業自得。他の条件でどうしようもないことはあるけど、自分で自分を不幸にすることだけは止めておこう。自分で悪因をつくらないように。

でも、自分のためにならない善くないことはついついしてしまう。これくらいならいいかとか面倒くさいからとか、善いことはなかなかできないもの。「他人に優しく、自分にも優しく」ですが、それは決して自分を甘やかすことやワガママをすることではない。
悪いことだけはゼッタイにしないぞ、と強く意識する。そして、気軽に善いことができる人間になりたいものです。

心をきれいにするのも、汚すのも自分自身です。いくら人がこうした方がいいよ、と言ってくれても自分がそうしようと思わなければできません。人の心をどうこうしよう、どうこうできるというのは思い上がりです。無理です。自分の心をきれいにするのは自分しかいません。

 

私にできるのは、みんなの幸せを願いながらブログを書くこと、、、くらいのものかな＾＾；

　　にほんブログ村