【「11歳の時、私はなぜ、“この作品には何かがある”と直覚したのだろう。最近になってやっと、その正体が見えてきた」。『赤毛のアン』には、「幸福(しあわせ)」とは何か、その秘密が隠されている。茂木健一郎が読み解く「幸福論」(講談社文庫)】
どんな本からでも学び取れる人は学べるし、学び取ろうとしない人は何を読んでも学べない。この本は、茂木さんの学びを紹介してくれているよい本です。さすが茂木さん、学べる人はちゃんと学べるのですね、学び取り方がすごいですわ。
深~い読書感想文のようなものですが、基本的に茂木さんの考え方には共感できます。ブログやFBも見てますが、この人は基本いい人だな~って思うのです。「みんなちがってみんないい」という考え方とか方向が同じ。茂木さんみたいに難しいこと(脳科学)はよくわかりませんが、仏教と茂木さんの脳科学とは共通することがいっぱいです。
仏教は普遍的なものだから、「赤毛のアン」を読んでもその中にある。そこを、アンの時代や現代社会に照らしてこういう風にきちんとまとめてくれると、とてもわかりやすいです。
想像力の意味、大切さ。「仮想」「受容」「奇蹟」「ひたむきさ」「偶有性」「セレンディピティ」……。周りの人を幸福にするアンの魅力。
幸福は日常の中に見つけることができる。「あきらめないこと」と「現実をうけいれること」。「行動」「気づき」「受容」。
言葉はいろいろな意味にとれるけど、なんでもとりかたひとつで、幸福を感じ豊かに生きることはできる。(修行して)解脱しなくても、ただの「人間」でも幸福にはなれます。解脱が幸福なのではなく、解脱に向けて成長し続けてればいいんです。向上心(好奇心)さえあれば幸福なんです。それには想像力がとても役に立つ。(方法は本質的に同じだね)
ほぼ同じ内容で子ども向けの『「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと』(PHP研究所)も読みました。
こっちの方が読みやすいかな。大人が読んでも十分だと思います。茂木さんの子供たちへの眼差しがとてもやさしい。姪にも読んでもらいたいなあ。
「赤毛のアン・シリーズ」と「エミリー・シリーズ」一度ちゃんと読んでみよう。
星5つ
>「人は読んだ本の分だけ、高くなれる」
…(読んできた本を)積み重ねた上の高いところから世の中を遠くまで見渡すことができる。
視野が広がるってことね。読みたい本が多すぎる~~
非常に興味深いです。
読んでみます。
茂木さんも大ファンだそうです。
「大切なこと」の方を姪に貸しました。
読みやすいと思います。
エミリーシリーズもパットシリーズも好き~~
いつかプリンスエドワード島に行ってみたい!という野望を持っています(笑)
で、次にエミリーシリーズね。
パットシリーズてのもあるんですね。
これも読んでみよう。
プリンスエドワード島訪問記、楽しみにしとくね^^
本のタイトルとまるちゃんさんの感想からこれ読んで見たいとか選んでます🙂
この本とても面白そうです🙂
私もいろんなところをぐるぐるして初心に戻って編み物や手芸頑張り直すことにしました😊
本はなるべく集中して読むようにしてます。その方が面白いので^^
まあ、興味はあっちこっち色々定まりませんが(デッサンはどうした?^^;)、その時その時を楽しんでますよ。
ぱんころさんも、作品ができたらまた見せてね。