3歳になったばかりの子供に、ボールを入れると中で転がって出てくる仕掛けを作ってほしいと娘に頼まれ、段ボールで作ってみた。
右の小さな青い穴は、ボールを入れると、コロコロ転がって下へ出てくる仕掛けにしてある。

右の小さな青い穴は、ボールを入れると、コロコロ転がって下へ出てくる仕掛けにしてある。
左の大きな穴からは、ボール投げを楽しめるようにボールを投げ入れるとそのまま下へ出るようにしてある。
保育園から帰ってきた孫は、さっそく「なんだあ、これは?」と飛び付いてくれた。
2つの穴にボールを入れることを伝えるとさっそくやってみてくれた。
「どうなってるんだあ?」と言いながら箱の中を覗き、いろいろな大きさのボールを試してみようとする。
そして、2つの穴から同時にボールを入れて、どっちが早く出てくるかと遊びだした。
そのうちに、トミカのミニカーを次々と入れ、坂道を出てくるかなと試し、今度は動物のフィギュア、お菓子の箱等いろいろ入れては、出てくるか出てくるかとやっている。
まさかボール以外のものを入れるとは、考えてもみなかった。
ボールしか考えていなかったので、車は、スムーズには坂道を転がってこない。
それでも何台も入れては試している。
「なんで?なんで?」と言いながら。
子供の発想にはかなわない。大人は固定観念が強くて、子供には追い付かない。
今更ながら驚いた。
今度は、穴をカメラのレンズに見立て、カシャッ、カシャッっとやりだした。
既製のものではないので、完璧にできていないだけ、好きな発想がわくのだろうか。
本来の目的から外れていくけれど、遊びの広がりが出てくることはうれしい。