最近、バッハの音楽をアレンジしたCDを聞いています。その中でなかなかいいなっと思ったのが左の3つのCDです。
左かtら、①「バッハtoキューバ」(エミリオ・アラゴン&オルケスタ・シンフォニカ・テネリフェ演奏)(UCCH1021)、②「ジャック・ルーシェ・トリオ バッハ ブランデンブルク協奏曲」(UCCT1173)、③「バッハ・インスピレーシション-ブランデンブルク・コンチェルト」(アムステルダム・ギター・トリオ演奏)(BVCC35005)です。
①は傑作で、思わず笑みがこぼれてしまいそうな楽しい演奏です。ブランデンブルク協奏曲の3,4,5番と管弦楽組曲2,3番をアレンジしています。バッハの音楽とキューバン・リズムがこれほど合うのかと感心してしまいました。聞いていない方は是非聞いて見て下さい。本当に楽しいアレンジです。②はおなじみのジャック・ルーシュの変奏です。ブランデンブルク協奏曲を全曲編曲していますが、演奏時間はかなり凝縮させており、彼らしいこなれた演奏です。2006.10.25発売の彼の最新作です。③はブランデンブルク協奏曲2,3,5,6番を3台のギターとチェンバロに編曲されています。繊細で、華麗な演奏に、こころ和む演奏です。特に有名なチェンバロが活躍する第5番・第1楽章ではチェンバロとギターの音の融合が絶妙で、通常の演奏ではチェンバロの音が掻き消されそうになりますが、むしろこの演奏ではチェンバロの音が最も明瞭に聞き取れ、まさしくチェンバロ協奏曲といった感じです。これも是非必聴です。
いつも感じることですが、色々なアレンジで聞いてみて原曲を聞きなおしてみると、改めてその曲の良さが分かります。それにしても①のキューバン・リズムのバッハは楽しくて傑作です。
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