福田ひかりさんのインベンション&シンフォニア(KCD-2096)(ピアノ:ベヒシュタイン)を聴いてみました。
今までグールドのインベンションを参考に自分でも練習していたので、何気なく購入しました。
ゴロっと横になって聞き始めたのですが、聴き慣れている曲なのに何にか今まで聞いたことがないような錯覚に落ちてしまうような感覚に襲われ、思わずこれがインベンションなのか飛び起きてCDジャケットを確認した程でした。そこで初めて不等分平均律で弾かれたことを知りました。
とにかく新鮮で、音がクリアで、響きが美しい。言葉では表せない感覚でした。このCDが大きな話題にならないのが不思議です(私が知らないだけで話題になっているのかも知れません)。
私が聞いているオーディオはハイエンドではない普通のオーディオなのですが、ハイエンドで聴いて見たくなりますし、ハイレゾ音源にすればさぞ美しいのではないかと思います。
このCDでインベンションの新たな美しさを大発見しました。また、不等分平均律についてもっと知りたくなりました。これから私のインベンションのスタンダードになりそうです。
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