昨年後半からバッハと共にヘンデルのCDも聞いています。繰り返し聞いたり、BGMとして聞き流してヘンデルの作品が脳に馴染んでいくに従い、バッハと違う魅力を感じてきました。
今回、「ヘンデル:王室礼拝堂のための音楽」(NAXOS:8.557935)(アンドリュー・ガント指揮、王室礼拝堂合唱団)(録音:2005年7月18-20日、Chapel Royal、St James's Palace、ロンドン)を聴いてみました。
ヘンデルはイギリスに移住してから約30年間ほとんどオペラ活動に従事しており、教会音楽は少ないようですが、イギリス王室との交流があったため、王室礼拝堂用の教会音楽をいくつか作曲しています。このCDは、1717~1718年にシャンドス公爵の私的な礼拝用に作曲された「シャンドス・アンセム」(11曲)のうち5曲が収録されています。アンセムとは、イギリス国教会の礼拝用のための教会音楽を指すようで、HWV番号で246-277に相当します。
いずれの曲も厳かで、格調高く、ヘンデルの才能の高さを再認識しました。
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