はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

第12回Mt.富士ヒルクライム《レース編》 ~ 目標タイム1:39’を目指してスタート!~

2015-06-26 | 03 レース/大会参加

いよいよスタートとなった。




定刻の午前7時50分にスタート。
記録計測開始地点までは、約1.3Km。
ゆっくり、パレードランを楽しみたい。
Am7:50




コース的に最初は勾配がキツイ。
富士スバルライン料金所まではアップのつもりで走りたい。




最初は上り勾配。
計測地点までは前の方々についてゆっくり走った。
Am7:51




最初の坂を終えて、路肩に寄って止まった。
同じ第9グループに重田CCの今Iさんが居るので一緒に走りたい。
Am7:52




重田CCの今Iさんと合流して、ゆっくり話をしながら走った。
Am7:55




見上げると、富士山の一部が見えてきた。
1度で良いから全景を拝みたい。
Am7:56




この先の交差点を左折した先に、記録計測開始地点がある。
楽しいパレードランも終りとなる。
Am8:00




目の前に記録計測開始地点。
あのグリーンのマットを越えると、記録測定が開始される。
気持ちをレースモードへスイッチしたい。
Am8:00




「めざせ!1時間40分切りが今回の目標。
今回は自分なりに練習を重ねてきた。
5月の走行距離は、700Kmを超えた。
ぜひ、目標を達成したい。




計測開始直後から料金所ゲートへ向けて急勾配が続く。
序盤3Kmの平均勾配は7%。
周囲を見ながら気持ちを落ち着かせたいと思っていると、今Iさんがスピードを上げていく。
残念ながら、もうこの辺でお別れとなるようだ。
Am8:02




今Iさんを気にしながらも、マイペースを維持。
料金所ゲートまでくると、今Iさんの背中は小さくなっていった。
Am8:02




時折、富士山が姿を見せてくれる。
”富士を見上げて、パワーをもらう”のも作戦だったが、全体が見えずにパワー不足を感じた。
Am8:07




背後から声をかけられた。
重田CCのY田さんだった。
そのままのペースで消えて行った。
Am8:09




目の前に「1合目下駐車場」の看板。
標高は、1,291m。
沿道の応援の方々が居た。
少人数でも、結構うれしい。
Am8:16



※画像は昨年の「コース上から見える富士山」。

厚い雲を見るたび「昨年はカーブを越えるたびに現れる富士山に感動したこと」を思い出した。




■ 5Km地点
目標タイム表は、22分43秒。
通過タイムは、22分20秒
その差、23秒
少し速いが、リラックスして走ったお蔭でほぼ予定どおり。
Am8:23




これから「一合目」、「第1関門」、「10Km地点」となる。
5Kmから10Kmの平均勾配は、5.1%と最初の勾配から比べると緩やかになる。
緩斜面は積極的にギアを上げて、ダンシングでスピードを上げていきたい。
平均タイムを少しでも上げて後半に備えたい。




● 一合目
標高は、1,405m。
Am8:25




しばらく走ると背後から声をかけられた。
重田CCのK井土さんだった。
自分が第9グループでスタートしたのに、K井土さんは第11グループからのスタート。
10分後からなのに物凄く速いペース。
Am8:29




回りの方と違う次元のスピードで小さくなっていった。
「カッコイイと、呟いてしまった。
自分も下ハン持って、2つ先のグループに追いついてみたい。
Am8:29




場所によっては道路片側では収まらない人数が走っていた。
明らかに昨年より人数が多いと実感してしまう。
Am8:34




● 二合目
標高は、1,596m。
Am8:39




第1関門の東剣駐車場に到着。
計測開始地点から9.5Km地点。
関門の制限時間は、午前10時05分
参加人数が多くなったからだろうか、昨年より10分遅い。
Am8:41




■ 10Km地点
目標タイム表は、43分03秒。
通過タイムは、43分06秒
その差、3秒
ここまではシナリオ通りの展開となった。

変らずに緩やかな勾配が続く。
15Km地点までの平均勾配は、5.5%。
緩斜面になったらギアを上げてダンシングでスピードを上げてタイムを稼ぐ走行を変えずに走りたい。
Am8:45




右手に樹海台駐車場。
一昨年前までは、ここが第1関門場所。
10.5Km地点。
トイレに寄る方が多かった。
Am8:47




しばらく走ると、スタッフが道路に出ていて片側通行規制を行っていた。
最初の下山者とすれ違う予告を感じた。
路面が乾いてきたのがうれしい。
Am8:53




● 三合目
標高は、1,786m。
Am8:57




これから「15Km地点」、「第2関門」、「四合目」、「山岳スプリット賞区間」となる。
15Km地点先の緩斜面は、引き続き積極的にギアを上げて、ダンシングでスピードを上げていきたい。
第2関門からところどころに8%勾配が現れるので、本当の勝負どころ。




対向車線奥からライトが見えてきた。
先導のオートバイが現れて、下山グループ通過を注意喚起していく。
Am9:03




下山グループの選手の前にはスタート地点でみたベンツだった。
Am9:03




昨年よりかなり早く下山グループとすれ違った。
下山グループを見ていると、今までの緊張が少し揺らいでしまう。
「自分も早くゴールして下山したい」と叫びたい。
Am9:04




■ 15Km地点
目標タイムは、1時間3分42秒。
通過タイムは、1時間6分40秒
なぜか3分遅い。

思っている上に、前半の疲れが出てしまって中だるみしてしまったようだ。
この先で3分を縮めるのは厳しいが、やるしかない
Am9:07




第2関門の大沢駐車場に到着。
計測開始地点から17.2Km地点。
Am9:16




関門の制限時間は、午前10時55分。
標高は、2,020m。
標高2,000mを超えてしまった。
酸素濃度は標高2000mを越えると、平地の約7割になるという。




駐車場先に太鼓の方々が選手を応援してくれている。
こういった応援がうれしい。
Am9:16




● 四合目
標高は、1,786m。
Am9:18




「山岳スプリット賞区間」が登場。
19Km地点から20Km地点の1Km区間。
Am9:23




「ここから、もがけ」という、文字が印象的。
「もっと前から、俺はもがいている」と、叫けびたい。
Am9:28




「あと100m、己に勝て」という文字に励まされる。
Am9:28




「山岳スプリット賞区間」のゴール地点。
■ 20Km地点
標高は、2,158m。
目標タイムは、1時間24分49秒。
通過タイムは、1時間28分14秒
タイム差は、3分25秒
10~15Kmでの3分差がそのまま繰り越されていた。

標高2,000mを越えてから、気持ちばかりが空回りで心拍が上がらずペースを上げるどころか、イーブンペースが精一杯。
以前、富士山登山した時も頂上に近づくほど意識がモウロウとした。
大丈夫な人は大丈夫なのに。
多分、自分は高い標高に弱い体質なのだろう。
Am9:29




これから残り4Kmとなった。
21Km過ぎからほぼフラット区間になる。
ここで踏ん張って時速30Km/h以上を出してタイムを稼ぎたい。
ラストは平坦から急坂になるのでその前までに頑張りたい。




「この坂を超えれば楽になる」と思って必死にペダルを踏んだ。
Am9:34




坂を超えて平坦になった。
ここを踏ん張って、この先の下りで頑張りたい。
Am9:36




最後の下りになった。
上りとは違う筋肉を使うのか、足が少し攣る余韻が起り始めた。
それでも何も考えずに、必死にペダルを踏んだ。
時速30Km/hを超えながらの走行だった。
Am9:37




平地が終わって、だんだん坂になっていった。
これが、平地から一転して現れる最後の坂なのだろう。
「これを超えればゴールだ!」と思いながら、最後の力をペダルに込めた。
Am9:38




昨年足が攣って止まった場所が目の前。
今年は足を攣らずにゴール出来そう。
Am9:38




最後のトンネルが現れた。
Am9:40




トンネル抜けるとゴールになる。
最後の力を振り絞った。
Am9:40




トンネルを抜けると、沿道の声援が迎えてくれた。
遠くにフィニッシュと書かれたゴールが見えた。
全てを忘れてペダルに力を込めた。
Am9:42




FINISHと表示されたゴールゲートまでもう少し。
全ての選手がスパート。
Am9:42

 もう、目の前のFINISHゴールゲートしかみえない。 


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