はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

5時間耐久エンデューロ in 群馬CSC《後編》 ~ 部門1位タイムで総合3位入賞してしまった。 ~

2013-11-16 | 03 レース/大会参加
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標高1,000m近い群馬サイクルスポーツセンターでの雨の中の大会。
本当に寒さが厳しかった。
でも、サーキットコースでは参加選手が熱い走りをしている。



雨が振ったり止んだりする天気。
なぜか、自分が走るときに雨が降る。
今年の参加大会での雨は自分の力だったのかと思ってしまう。




A隊長が2周走り終わり、自分にバトンタッチされた。
ハルヒルチームAは、最初は2周づつ走っての交代。
2回目からは、本人の意思と体調によって周回することになった。
11:44




前方に走っている選手を見るが、ペースが同じで追いつけそうで追いつけない。
単独走行状態。
濡れた路面、冷たい雨、濡れていくウェア、単独走行、強い意思がないと負けてしまう。
もう少しで、2周目が終わる。
2回目の走行は2周で交代することにした。
12:06




ゲートが見えてきた。
やっと2周目が終る。
皮肉なことに雨が止み、少しだが青空が現れた。
12:06




ピットロードを徐行しながら、チームメンバーが待っている場所へ向う。
チームメンバーの顔を見るとホッとする。
12:07




選手交代して、A木くんに代わった。
隣の重田サイクルクラブのピットを見ると、選手交代の準備をしている重田自転車店の重田社長がいた。
12:08




重田社長のチームは4人体制のカルテット。
1人が1時間15分走れば良いと言っていた。
12:09




交代してテントに戻ると最初に行う事は「食べる」。
耐久レースのコツは、体の中のエネルギーを切らさないこと。
冷え切った体は食べ物を欲しがらないが「仕事として食べる」。




レースの状況をリアルタイムでWEB配信している。
プログラムのQRコードをスマートフォンで読み込むと表示される。
スゴイ時代になったと感心する。
これで、現在の順位とタイムが判り、レース展開を考えられる。
しかし、自分たちハルヒルチームAはマイペース走っていたので、余り見ることが無かった。
気にしていたのは、ハルヒルチームBとの順位とタイム差だけ。




自分と交代したA木くんがピット裏を走ってくるのでサインを出した。
サインボードは沢山の指示を出せるように、裏表でメッセージが違う。
13:43




彼に出したサインは「スピードアップ「自分に負けない走りを
A木くんが、指示どおりに走ってくれることを期待したい。
13:45




雨が降るたび、テントの中は狭くなっていく。
端は濡れてしまうので、荷物やイスを中央に寄せる。
最後には自転車を入れる人もいたが、マナーとして....。
14:09




ハルヒルチームBの選手交代。
K雲くんがN沢くんにピット場所の合図を送る。
14:15




到着すると同時に素早く、K雲くんがN沢くんの計測タグを足から外す。
14:15




K雲くんが計測タグを次の走者のM下くんの足首に付ける。
付け終わると同時に、M下くんがスタートした。
さすがである。
慣れてきて、早くできるようになった。
14:15




隣の重田サイクルクラブ「上毛レーシング」でも、ピット作業が行われていた。
こちらは本格的。
WEB情報で、もう少しで部門1位になるようなので1秒でもタイムロスはしたくない。
その思いがチーム全体に伝わり、真剣に早いピット作業となっている。
周りの人が見とれてしまうピット作業だった。
14:16



交代した重田社長は、タイム短縮のためスピードを上げて登りも疾走している。
14:27




 事前に大会事務局より参加者に依頼があった。
「紅葉の味覚、よせ鍋うどん」を大会本部横で作るので、参加者はうどん以外の具材を1点持ち寄らなければならない。
ハルヒルチームで旬の野菜を本部に届けた。
雨で濡れて冷たくなった体には、あたたかいうどんは本当に美味しかった。




ハルヒルチームAはここまで3人が3回ずつ走った。
そして、最後の走者が自分になった。
雨が降っているが本当に最後の力を振り絞ってゴールを目指した。
14:45




最後の最後で面白い方にあった。
この雨の中に、真っ赤仮装した方が走っている。
14:48




真っ赤な自転車に真っ赤なウェア。
角が生えて、尻尾もある。
悪魔のイメージなのだろうか。




5時間が過ぎて、大会が終了した。
最後のゴールゲートが見えた。
ゴールゲートの中に黄色い人がいる。
近づいていくと、ハルヒルチームのメンバーだった。
ハルヒルチーム全員で出迎えてくれた。
サプライズなゴールに感動してしまった。
本当にチームの絆が生まれたと実感した。
15:13



みんなで協力し合って、5時間走りきってゴールできた。
色々な気持ちが重なったうれしさだった。
「参加して良かった」としみじみ思ってしまった。
15:13




テントの中の荷物を運び、着替えた頃、表彰式開始のアナウンスがあったのでステージへ向かった。
15:33




ステージでは、最初にソロクラスの表彰が行われた。
1人で5時間走るのは大変だと思うが、総合優勝者は27周を走った。
スゴイと感心してしまう。
15:36




続いて、チームクラスの表彰が行われた。
順々にチーム名が呼ばれて、最後に「上毛レーシング」と呼ばれた。
重田サイクルクラブの「上毛レーシング」が、総合で   3位   になった。
自分のチームではないが本当にうれしい。
15:44




重田サイクルクラブのジャージが表彰台に上がるシーンを初めてみた。
クラブ走行会で一緒に走っている人が、表彰されるのは自分の事のようにうれしい。
「上毛レーシング」というサブネームが付いて、強くなったのかもしれない。
 「みなさん、本当におめでとうございます」  

その後、デュオ(2人)、トリオ(3人)、カルテット(4人)、クインテット(5人)の部門別表彰が行われた。
15:45



表彰後に事務局のあいさつが行われた。
15:57




最後に入賞者全員で記念写真撮影を行った。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
15:59




残念なことに、カルテット部門タイムでは1位だったが、総合入賞してしまったので「上毛レーシング」は部門では表彰されなかった。
でも、最後にカルテット部門で優勝したマスクのLIBREチームと握手を交わして健闘を称えていた。
ここでも絆が生まれた。
16:00




ハルヒルチームはチームBが27位で21周し、チームAは同じ21周したが38位だった。
残念ながら、ヤングチームに負けてしまった。

始めて挑戦する5時間エンディユーロだったがとっても面白かった。
ヒルクライムはヒルクライムの面白さがある。
どちらが良いとは言えないが、ゴール後の達成感はどちらも大きい。
色々なレースに参加して、ロードバイクの楽しさが広がっていくのも楽しい。

  今後も参加できるレースには、チャレンジしていきたいと思う。  


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