ロードバイクは様々な部品で構成されている。
その部品のうち、セットで設計・製造されるパーツ群をコンポーネントとよんでいる。
ロードバイク用コンポーネントは日本のSHIMANO(シマノ)とイタリアのCAMPAGNOLO(カンパニョーロ)が長い間シェアを二分している。
そして、第3のメーカーとして、アメリカのSRAM(スラム)が勢力を伸ばしてきたという。
■SHIMANO
部品の互換性や補修部品の入手のしやすさといった実用性ならば”シマノ”
■CAMPAGNOLO
仕上げの美しさやカーボンやチタンの多用といった趣味性の高さでは”カンパニョーロ”
■SRAM
シンプルな構造で、軽量性や操作性が優れているというのが”スラム”
約1000gの軽量カーボンホイールを購入して気になっていることがある。
予算的に厳しかったとはいえ、321.5gもあるBBBのスプロケットを付けてしまったこと。
レーコンのスプロケットなら、重量は、141.0g。
BBBは、レーコンのスプロケットの2個以上の重さがある。
せっかく、軽量ホイールにしても重いパーツを付けてしまっては、意味が無い。
モノには、トータルバランスというものがある。
レーコンのスプロケットは、アルミ製品ということもあり、普段使いでは少々心配もあるので、完全にヒルクライムレース専用。
Di2のリアディレーラーが気持ちの良い仕事をして欲しい。
何か良い方法は無いかと悩む日々を送っていた。
一人で悩んでいても仕方がないので、重田自転車店へ行って重田社長に相談した。
重田社長は、「スラムがありますよ」とアドバイスをくれた。
スプロケット迷路に入っていた自分に、手を差し伸べてくれた。
確かにカタログなどには、ホイールに”カンパ対応”、”シマノ/スラム対応”と表示がされている。
これは、シマノとスラムは相互性があるということだった。
重田社長は知人でコンポを10速から11速に交換した方がいるので、スラムの10速のスプロケットを紹介してくれた。
そして、手元に届いたのが、スラムレッドのスプロケット。
■SRAM RED XG1090 10Speed Cassette 11-26T
SRAMのハイエンドレーシングコンポーネントであるREDは、市場投入から僅か1年でジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャを制したばかりか2009、2010年の2年連続でツール・ド・フランスを制するなど高い実績を誇る。
最高の性能を誇るSRAM RED Powerdome X。
パフォーマンスの高さを実感させる軽く静かな乗り心地。
中心の8つ歯は高度な機械加工が施され、操作性を向上させる。
それぞれの歯の間にステルスリング・エストラマー処理を施し、無駄な振動とノイズを除去。
歯部分には軽量を図る切り込み処理をしながらも強度を確保。
パーツ構成は、3つ。
ロックリング、トップギアと9枚ギアの本体。
レーコンのように、本体はカセットになっている。
”美しい”
その造りには博物館に飾っても良いと思う“美術工芸品”的な美しさがある。
トップギアとローギア以外の8枚のギアは、ひとつのスチールインゴットというクロモリの塊から切り出して作り出されているという。
そして、超軽量ながらチタンよりも35%の高耐久性、15%の高剛性を誇る高性能スプロケット。
その重量は、149.5g
チタンを全く使っていないのに驚愕の軽さ。
11速の話だが、スラムレッドは150g台。
シマノのデュラエースが170g台、カンパのスーパーレコードが180g台の重量で、どちらもチタンギアを沢山使っていることを考えるとスラムレッドは驚異的。
重田社長が丁寧に取り付けてくれた。
正面から見ると普通のスプロケットに見える。
背面から見ると、さり気ないホワイトの”SRAM Red”のロゴがカッコイイ。
KUOTA KEBEL のカラーリングにぴったりなカラー。
ギアの構成が、11-26Tなので、5月5日の MOTEGI 7h ENDUROのサーキットランや、6月1日のMt富士ヒルクライムで使用していきたい。
こんなすばらしいモノを自分のような者が使用してよいのかと思ってしまう。
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