はじめの一歩から。

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501人の出走で、2年ぶりに“ハルヒル”開催! ~ 第9回ハルヒル“ヒルクライムレース“~

2021-05-28 | 05 ハルヒル情報
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様々な出来事を乗り越えて、2年ぶりとなる「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」が開催された。


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」配布資料より)
昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により「大会中止」となった。
今年は、新型コロナウイルス感染症が収束することなく、全国的に広がり、東京都など9都道府県に「緊急事態宣言」や、10県に「まん延防止等重点措置」を発令されている中での開催となった。


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」HPより)
大会を開催するにあたっては「新型コロナウイルス対策」により、通常大会と変更点があった。
 タイムトライアルレースの中止
例年1日目に行っているタイムトライアルレースは中止とし、ヒルクライムレースのみ実施。
 ナンバーカード・計測チップを事前送付
例年行っている榛名体育館、高崎駅東口での前日受付は行わない。
競技に必要なナンバーカードや計測チップなどは、事前に4月26日からエントリー時にご登録いただいた住所に郵送。
 表彰式
今大会は記録計測を行うが、表彰式は実施しない。
後日、大会ホームページで各カテゴリーの順位を公開し、表彰対象者には賞状と副賞を送付。
 応援バスの中止
例年運行している選手応援者用のバスは中止。
沿道の応援についても自粛依頼。
 マスクの着用
マスクは携行し、走行中(レース及び下山時)以外は常時マスクの着用をお願い。
なお、スタート整列時やゴール後の荷物受取時等を含む。
 選手のエントリー募集は、3月13日(土)から、3月31日(水)までの大会開催が決定されてからの短い期間だったが、3,481人がエントリーした。


数日前から、大会当日の天気予報は“曇りのち雨”。
せっかく開催する以上、“雨”は降って欲しくない。
願いを込めて、テルテル坊主を作成した。


 榛名湖畔       

令和3(2021)年5月16日(日)。
いよいよ「第9回ハルヒル」ヒルクライムレースの朝を迎えた。
薄暗いうちから、集合場所へ向かう。


榛名湖畔に到着。
霧が出て榛名山を見ることは出来なかった。
Am4:25


時折、小雨が降って、路面がウエット状態。
いつ本降りになってもおかしくない天候。


榛名湖畔の気温、12.2℃。
湿度は、99%以上で、初めて見た“Hi”表示。
小雨や霧のままなら、気温が上がらずに寒いだろう。
Am4:36


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」配布資料より)
 本日のタイムスケジュール 
ヒルクライムレースのスタートは、午前7時。


 午前5時30分。
「下山誘導車」スタッフミーティング。
天気が良ければ、背後に大きな榛名山が見えるのだが、霧で何も見えない。
Am5:30


ミーティングが終わり、「下山誘導車」スタッフ全員で、下山スタート地点へ移動。     
早々に、下山選手誘導用のパイロン設置作業。
スタッフ全員にお手伝い頂き、約150個のパイロンにバーを入れながら道路側面に配置していく。
Am5:50


下山選手誘導用のパイロン設置終了。
午前9時頃になったら、下山選手誘導のため、このパイロンを道路センターラインへ移動して対面通行にしたい。
Am6:05


榛名湖コースの記録計測地点の天神峠へ。 
「ゴール選手の誘導」の設置確認。
路面がウエットなので、ラストスパートでのスリップ転倒を心配してしまう。
Am6:12


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」配布資料より)
 荷物引渡し所  


「荷物引渡し所」へ行くと、スタッフがトラックからの選手荷物のコンテナ下ろし作業が終了していた。
例年なら、この時間はスタッフ総出で忙しく荷物を下ろしていた。
コンテナの中の少ない荷物に驚いた。
Am6:50


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」配布資料より)
 榛名湖多目的グラウンド  


ゴールした選手が、下山まで待機する「下山待機場所」。
榛名湖多目的グラウンドを“6エリア”にパイロンで区分けして、荷物を受け取った選手を誘導する。


榛名湖多目的グラウンドの奥に「おもてなしコーナー」


 メイン会場周辺       

今回の大会では、会場に到着した選手は新型コロナウイルス感染症予防として、


(参照:GTV第9回榛名山ヒルクライム in 高崎特別番組より)
最初に「手指消毒と検温」を行い、「感染症対策チェックシート兼誓約書」を提出する。


(参照:GTV第9回榛名山ヒルクライム in 高崎特別番組より)
次に、全身消毒ミストゲートを通過してから、荷物を預けて「選手待機エリア」へ誘導される。


(参照:第9回榛名山ヒルクライム in 高崎配布資料より)
 選手待機エリア  


(画像:参加した選手のEさんより)
榛名中央グラウンドでは、選手がウェーブごとの「選手待機エリア」へ。
“密”にならないように、スタッフが事前に引いたラインに並んで待機。
信じられないガラガラな光景に誰もが驚いた。


(参照:「第9回榛名山ヒルクライム in 高崎」配布資料より)
 スタート待機エリア  


(画像:参加した選手のEさんより)
 午前6時30分頃。
「選手待機エリア」からスタート地点への移動が始まった。
当初の予定だと、スタート位置を先頭に、榛名湖コース14グループ、榛名神社コース1グループ、初心者コース1グループの計16グループがスタート待ちになるのだが…。


(画像:参加した選手のEさんより)
スタート地点までは、道路全体を4レーンに区切り、前の選手との間隔を空けて、スタート整列となった。
通常大会では、道路片側に4列で、道路全面で8列になって並んでいた。
そして、スタッフが整列した選手を数えると 約500人


 榛名湖畔       


 午前7時からの交通規制前に、ゴールアーチにエアーを入れて道路脇で待機した。
Am6:55


交通規制となり、スタッフが協力してゴールアーチの移動を行って、設置が完了。
Am7:02


ゴールアーチを抜けた先に、「荷物引渡し所」への誘導看板の設置も完了。
Am7:15


 スタート地点       


(画像:友人のTさんより)
 午前7時。
横に4列に並んだまま、第1グループのエキスパートの選手がスタート。
4分後に第2グループで榛名湖コースの半分の選手、さらに4分後に第3グループで榛名湖コースの残りの選手がスタート。
そして、数分おきに、第4グループで榛名神社コースの選手、第5グループで初心者コースの選手がスタートとなった。
まさかの”5グループ”で、スタートが終了した。
Am7:00


 榛名神社ゴール地点       


(参照:GTV第9回榛名山ヒルクライム in 高崎特別番組より)
トップ集団が、榛名神社コースのゴール地点を通過して行く。    


 榛名湖畔       


大会本部から、榛名湖コースの出走者数の連絡があった。
なんと、 約400人
スタート同様に、下山グループも変更となった。
ウエット路面の下山を考慮して、1グループ50人で、8グループでの下山予定とした。
特に心配なのが、ヒルクライム仕様のロードバイクに多く装着されているカーボンホイールは、雨の日にはブレーキの利きが悪くなる。
そして、天候が悪く、気温が低い榛名湖畔でゴール後の選手を長時間待たせたくない。
そのために、榛名湖コースの最終選手が計測地点の天神峠にゴール次第、予定時刻より早めに下山を開始出来るよう準備をしていきたい。


(参照:GTV第9回榛名山ヒルクライム in 高崎特別番組より)
トップ選手が、霧の中、天神峠の計測終了地点にゴォ~~ル
Am7:41


 午前7時43分過ぎ。
霧の中、ゴールアーチから先導車のトヨタFCV(燃料電池自動車)「MIRAI(ミライ)」が登場した。
Am7:43


先導オートバイの横に、トップ選手がゴールゲートを通過。  
Am7:46








時折、霧が濃くなる中、まばらに選手がゴールアーチを通過していく。
沿道からの応援者は無く、静かなゴールアーチ周辺だった。


榛名湖多目的グラウンドの「下山待機場所」へ。
気温は、12.4℃と朝とほとんど変わらない。
やっぱり「寒い~」
Am8:15


ゴールした選手が、下山まで待機する「下山待機場所」。
第1エリアから、ゴールした選手を誘導した。


エリア内は、“密”にならないように間隔を空けて並んでいただいた。
Am8:20


例年だと、この通路両側に多くの選手の姿があるのだが…。


 例年より早く、下山スタート地点へ向かった。  
Am8:35


下山スタート場所の県営駐車場に到着。
例年より約20分早く、下山が早くなっても対応できるように、パイロン移動作業を始めた。
下山スタート位置の先頭から順次パイロンを、道路センターラインへ移動していく。
Am8:42


パイロンの数が多いので、朝の設置と同様に「下山誘導車」スタッフ全員にお手伝いを頂いた。
協力しながら、道路センターライン上にパイロンを設置した。


雨水の流れがわかるほど、“雨”は、本降りになった。


榛名湖多目的グラウンドで待機していた選手を約50人グループに分けて、移動開始。
”第1下山グループ“が、下山スタート位置に到着。
Am9:25


榛名湖コース最後尾集団のバスやトラックが通過していく。
しかし、道路がクリアーにならないと下山スタートは出来ない。
コース責任者からの連絡を待った。
“雨”が降る中、選手は沈黙のまま、その場所で待った。


通常大会では、先導車の後に「下山自転車リーダー」をお願いしていたが、今年は無い。
先導車はスピーカー付きの車で、 マイクを使って走行注意を呼び掛けて下山する。


午前9時43分。
道路クリアーの連絡があった。
すぐに、”第1下山グループ“がスタートした。
予定下山時間より、17分早い。
Am9:43


下山グループの下山間隔時間は、約8分。
1つのグループは、約50人。
通常大会同様に、初心者コースのゴール地点で1度小休止をする。
“雨“で路面がウエットなので、スリップや追突事故などないように、選手同士の間隔をあけてゆっくりと下山してほしい。
「事故がありませんように」と、願いながら選手を見送った。


 この日、榛名山の全景を見ることは無かった。


例年、横“3列か4列”で並んで整列していたが、今年は、横“2列“で、前の選手との間隔を空けて整列していただいた。


榛名湖コースを走った ”Ψ悪魔おじさん” は、下山グループから外れて、選手に手を振って見送ってくれた。
最終グループの最後尾で下山すると言う。


後半になってくると、 トイレに並ぶ方が多かった。


順調に下山が進み、”第7下山グループ”が、最後の下山グループになった。
今回から「集団下山に不安な選手用バス」を3台用意したので、下山を心配される選手はバスでの下山となった。


最後となる“第7下山グループ”がスタート。
Am10:31


通過してく選手の姿を見ていると”ホッ”となった。


最後の選手の後には、下山していく選手へ手を振って見送ってくれた ”Ψ悪魔おじさん” と、ツールド望月の実行委員長のE本さん。
雨の中、最後まで選手を見送ってくれた2人の優しさがうれしい。
Am10:32


最後尾にはバイク隊、その後に、選手収容バスと自転車収容トラックが数台通過していった。 


最後に交通規制解除を告げるかのようにパトカーが通過していった。
榛名湖コースの選手下山は終了となった。
Am10:33

 新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な出来事が起きる中での開催。
 さらに、ハルヒル初めての“雨天”となったが、すべてを乗り越えて、事故なく終了できた事が本当にうれしい。
 


■ヒルクライムレース全体結果■
【エントリー数】
榛名湖コース 3,059名(一昨年 6,280名:△3,221名)
榛名神社コース 246名(一昨年 646名:△400名)
初心者コース 176名(一昨年 525名:△349名)
全体合計 3,481名(一昨年 7,451名:△3,970名)

【 出走者数 】
榛名湖コース 407名(一昨年 5,539名)
榛名神社コース 55名(一昨年 573名)
初心者コース 39名(一昨年 438名)
全体合計 501名(一昨年 6,550名)

【 完走者数 】
榛名湖コース 406名(一昨年 5,496名)
榛名神社コース 54名(一昨年 548名)
初心者コース 38名(一昨年 435名)
全体合計 498名(一昨年 6,479名)

【 完走率 】
榛名湖コース 99.75%(一昨年 99.22%)
榛名神社コース 98.18%(一昨年 95.63%)
初心者コース 97.45%(一昨年 99.31%)
全体合計 99.40%(一昨年 98.91%)

 
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