もみぢ葉 2002-12-17 00:11:00 | インポート もみぢ葉の紅に燃ゆるあした、散り敷く錦のいとめでたきに、ふと思ふことありて悲しきを、長き世の憂きこと、燃ゆるばかりに身をこがしつもかようにまで散りぬるを、いかに知るべきかは。錦の輝くばかりに目もくらみてみえざるは、恋のわざなり。 燃ゆるとて やがて散るべき紅葉かな 長き恋より 憂きものはなし