beetaro's diary

ぐーたら主婦のお気楽な日常

生んじゃいました~その3

2010-11-14 16:31:00 | インポート
妹からはすぐに「おかーさんもう家でたからね!がんばれ!」という返事。
そうか、おかーさん来るんだ・・・とちょっと安心する。
しかし、ダンナさんからきた返事は「産まれるの?ガンバレ!俺は仕事行ってくる。こっちの心配はしなくていいぞ」
・・・。産まれるって言ってんだろ~!こっちが心配して欲しいんだよ、バカ~!
陣痛はどんどん強くなり、「いたい~!いた~ああああい!」と私が騒ぎ始めたあたりでおかーさん到着。
それが7時半頃。
気力だけでダンナさんに「もうダメ!産まれる」とメールしたら「産んでいいよ、昼に行く」
言われなくたって産むよ!
そんな返事送ってくんな!いてえ~っ!!うわあ~!いたいよおおお!
そこで助産師さんから「お食事どうしましょうか?」と聞かれる。
「むりかしら・・・?」「そうですねえ」という助産師さんとおかーさんの会話が聞こえる。
痛くてたまんないけど、私はお腹が空いてるんだ!
「た、食べます・・・」
痛みと痛みの合間はもう1分もない感じがするけど、おかーさんにパンと牛乳を食べさせてもらいつつ、陣痛と格闘する。
1時間くらいたったかな?という頃、ついに「尻からスイカ」なあの痛みがやってきた。
娘ちゃんの時は、あんなにキツイ陣痛を耐えて、分娩台に上がってからも、おとなしく?いきめたのに、今回は大騒ぎ。
誰か言ってくれたのかもしれないけど、もういきんでいいのか、まだダメなのかわからなかったので、この「尻からスイカ」をどうしてよいやら、「で~ちゃ~う~、なんかでちゃうよおぉぉ~」と叫びまくり、おかーさんに「前はもっと大変だったけどがんばったじゃないの!出していいんだから頑張りなさい!」と言われて、そっか、もういきんでいいのか、とやっと気付く始末。
そこで思いっきり破水して、今度は「でちゃった~、なんかでちゃった~」と大騒ぎ。
またしても「わかった、もうわかったから」とおかーさんに言われて、やっといきみ始めたんだけど・・・。
やっぱりさあ、年よねえ。
いきむのも3回が限界。「もう少し!」とか「頭でてきたよ!」とか言われても、3回いきんだら疲れちゃって、「ダメ・・・つかれた・・・」
で、ちょっと休んだらまたチャレンジするんだけど、やっぱり3回が限界なんだよねえ。
休み休み絞り出し、最終的に出てきたときには「イタイ痛いイタイ痛い!もうダメ~っ!」と、とどめの大騒ぎで、11月8日9時35分、女の子が出てきました。
ほっとしたところで後産。・・・これが意外と痛かった。2人目のほうが痛いんだって。
その直後にダンナさんから「どうだ?」というメールが。
生まれたての赤ちゃんの顔を見せてもらい、赤ちゃんが別室に行ったところで返信。「生まれた」
普通は分娩室でそのまま2時間くらい休んだらお部屋に移動するんだけど、貧血気味だったせいか、ちょっと出血が多かったので、点滴をしたりして、そのまま3時間ほど横になってる間にダンナさんがやってきた。
娘ちゃんの時は、あんなに写撮りまくったのに、今回はほどほど。
身長、体重測定の写真撮ってほしかったのになあ・・・。もう終わっちゃってるし。
娘ちゃんは、予定日を12日も過ぎて3588gでしたが、今回は1週間早くて3456g。予定日までいたら巨大児になってたかも。
まあ、そんなわけで無事に生まれたのでした。
ではでは。

生んじゃいました~その2

2010-11-14 16:28:00 | インポート
病院についたのが日付の変わる少し前。
診察の結果、破水ではないようだ。帰されるかと思ったけど、一応様子を見るので今日は泊まり、と言われる。
ダンナさんは車においてあった入院セットを持ってきてくれたけど、娘ちゃんのこともあるので、さっさと帰っちゃった。
ところが、ダンナさんが帰り、陣痛室で分娩監視装置をつけてみたら「しっかり陣痛きてますね~、もう3分おきくらいでほとんどマックスって感じですけど、どう?」だって。
どう?って・・・あまりに暴れまわるのが気になって陣痛に気づきませんでした・・・。
でもさあ、3分おきならもっとスーパー痛いもんじゃないのかな~、と思う。確かに痛いけど、娘ちゃんの時はこんなもんじゃなかったもん。
ところが。それから1時間もすると、ズンドコ痛くなってきた。まだ叫ぶほどじゃないけど、お尻の内側に小さいケンシロウがスタンバイしていて、今にも北斗百烈拳を繰り出してきそうだ。
娘ちゃんの時は、昼間は初々しい看護学生さんがつきっきりでついてくれて、さらに夜はうちのおかーさんがずっといてくれたのに、今回は夜中でスタッフも少ないから、助産師さんはたまに見に来てくれるものの、ほぼ一人きり。
まさかこのまま産むと思ってなかったから、飲み物も食べ物も持ってきてない。
隣のベッドでは、1人目は間に合わなかったので、今回こそは立ち会うと張り切って2週間の有給休暇をとったというだんなさんが、奥さんの背中をさすったり、お茶を買いに行ったり、なんとも甲斐甲斐しく動いている。
私のお茶も買ってきて欲しいよ・・・などと思いながら、必死に耐える。
そのうちにお隣は分娩室に移動していった。
さっきまで隣にいた人の叫び声を聞きつつ、わずかな陣痛の隙を縫って、妹とダンナさんにメールする。
「マジ陣痛きちゃったよ!」
妹はきっと寝てるだろうから明日の朝にでも気付いてくれればいいな~、と、ダンナさんにはできれば来てほしいと思いつつ。
しかし、ダンナさんからの返信は「ガンバレ」のみ。
後で聞いたら、このメールじゃまだ生まれるとは思わなかったそうで。
「ガンバレ」だあ?ふざけんな~!バカバカバカ~っ!と思いつつ、さらに耐えること3時間あまり。
喉はカラカラ、お腹はグーグー。力を振り絞ってトイレを済ませたところで、「歩けるうちに分娩室に行きましょう」と言われる。
分娩室!やっぱり生まれちゃうのね・・・。
それが朝の7時頃。
携帯電話を握りしめたまま分娩室に移動し、分娩台の上からメール。「もう分娩室!産まれそう」