ビールと言えばドイツ!
なんですが、ここに来てやっとドイツビールにありつけました!!
王室御用達だったという歴史のある「ラーデベルガー」のピルスナー。
輝くように綺麗な黄金色。
瓶を開けた瞬間に高貴なホップの香りが広がります。
飲み口もしっかりホップと麦芽の味がして、コクを感じつつ、
後味にキレのある苦味が残りました。美味い!!
ラーデベルガーはドイツのザクセン州ドレスデンの北東にあるラーデベルグにある醸造所。
「ピルスナー」の発祥地であるチェコのボヘミア地方に近く、
ドイツでは最初のピルスナーを造ったと言われています。
それ以降は一貫してピルスナーを作り続けているそうです。
開業はなんと1872年というから驚き!
最初に「王室御用達」と書きましたが、1905年にザクセン王から「王の飲み物」として認定を受け、
ザクセン王室御用達のビールとして、王家にビールを提供していたそう。
ボトルネックにはザクセン王家の紋章が描かれています。
王家がビールを飲んでいると考えると、何だかちょっと親近感が湧く私…。
そうだよね、王様もビール飲むよね、なんて^^
実は醸造所が開業する前、1862年にはプロイセン王国およびドイツ帝国初代宰相からも
「首相の飲み物」として選定され、愛飲されていたようです。
どれだけ高貴なビールだよ!!って思いますが、味は「なるほど納得」です!
因みにザクセン王国が気になったので調べてみたら、1806~1918年まで存在していた王国で、
ドイツ革命によって君主廃止になっていました。
ビールの事を調べると、歴史の勉強にもなりますよ(笑)。
今までも色々なドイツビールを飲んできましたが、
こうやって一つ一つ向き合うとより深い世界に出会えます。
勿論それはドイツビールに限った事ではなく、どんなビールでも新しいものに出会える。
そうしてもっともっと色んな世界を見たいなと思う私なのでありました。
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