「そんでな 高村 薫の 晴子情話、新リア王と続く3部作の最後の長い小説の最後、太陽を曳く馬や。
政界、宗教の難解な話を微細な描写で書き込まれた文章は半分も理解でけずに
なんとか字を追ったに過ぎへん。そのなかのな、主人公 彰之の息子、秋道が
描いたと思われる絵を勝手に想像して描いてみた。」
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「絵やな、今までと違て少しは絵っぽくなってきたな」
「そんで もひとつ。3.11の余韻が残る 彰之の雲水のイメージや。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1f/b46c2b183c963a523e8a249d2fd21905.jpg)
あとな、長い小説で思うのは 最近 死んでしもた 船戸与一の 満州国演義 9巻や。
それと 逢坂 剛の 満州国演義と同時代 戦前・戦後をヨーロッパから見た日本を描いた
イベリアシリーズ 7巻。ふたつ合わせて ええ勉強になったわ。
長いついでに 浅田次郎の長い長い中国もの 蒼穹の昴シリーズ、
北方謙三の 三国志、水滸伝・・・・と。長いのは読みごたえあって好きやわ。」