亜北斎「ドラムは 躍動感と 繊細さ。
裕次郎は 俺らはドラマー と歌い、
ドラマーに憧れる女の子は、おいらはグラマー と。
昔、ヤマハのTシャツに そんなんがあったような。」
写楽斉「ライブは、つい 動きの派手なドラムに目がいってしまう。
ビリー・ヒギンズのブラシの繊細さにうっとり。
エリック・グラバットの届きそうもない高さのシンバル。
エルヴィン・ジョーンズの 唸り声としたたり落ちる汗。
メリハリがきいて、思わず うまい!と唸る スティーブ・ガット。
日本人とは思えぬ雰囲気の 渡辺文男。
エネルギッシュな 迫力の日野元彦。 ポンタのうまさ。
うますぎる ルイス・ナッシュ。
右でも左でも自由自在な ビリー・コブハム。
スティーブ・ジョーダン、オマー・ハキム。
みんな みんな 感動もんや。
ドラムで音楽する、あれやこれやのドラマーに。」
亜北斎「ドラムといえば、ナイアガラロールの アート・ブレイキー。
ステージを揺るがす、あの度肝を抜くど迫力。
古くはフランス映画、危険な関係、殺られる の音楽を。
なんや物騒なタイトルや。
危険な関係のブルースの レコードタイトルは
NO PROBLEM 問題あらへん、と。 どなゆうこっちゃ。」
写楽斉「危ない、危ない。今、この時期あんまり使えん言葉や。
人間誰しも、何かを背負って、何かを引きずって、ずるくもなる。
また また 危ない コロナウイルス感染。第7波。
年末には第8波。来年には、十把一絡げ。」
ところが、さすがに左足は動かず、助監督がドラムの下に潜ってハイ・ハットを動かしたそうです。
以前、『スイング・ガールズ』を見たとき、ドラムの女性が本当に叩いているので、びっくりしました。
日本人のリズム感、運動神経も非常に良くなってきたのですね。